※当記事は2022年10月23日にnoteに投稿された記事です。
今週は仕事がトラブル続きだったために異様に疲れた一週間でした。ですがそれで気付くことがありました。
やはり、多くの人が余裕を無くしているように思えます。
仕事に対するストレスや生活を平穏に過ごせていないストレスなのか、「余裕」が無いことで他者に対しても優しくできなくなりかねません。
実際、3年も継続させているコロナ騒動やワクチン被害、コロナ前からひどい経済苦からさらに追い打ちをかけるインフレ、円安、増税など、この状況でで余裕がある方がすごいことです。
日本に対し、冷戦終結後から牙を向いた米国の日米構造協議や年次改革要望書などの命令にすべて答えて、日本、もとい日本企業は「余裕」を「無駄」としてコストカットを繰り返し、労働者を徐々に追い込んでいきました。
グローバリズム、緊縮財政、コストカットなどによるデフレーションが20年以上に渡って繰り返されたこの経済テロは、現在はスタグフレーションとなり、輪をかけて庶民を追い詰めています。
このような話をすると必ず言われるのが自己責任論ですが、自己責任なんていう言葉は投資やギャンブルで失敗したときに使われるべき言葉で、ただ普通にフルで働いて生活苦になる、生活苦から借金をしなくてはならないような状況なのは、国家運営、経済政策に誤りがあるからに他なりません。
子ども食堂が6000箇所以上も存在しているのに、それを減らす政策はせずに旅行支援をしている現実におかしいと思わない方がどうかしています。
個別で見れば、政治のことなどは無視してスモールビジネスからはじめて所得を増やすことで多少生活を改善できることは間違いないことではありますが、その程度のことでこの乱世を生き残ることはできません。
金融資産5億円以上を所有している人でもコロナワクチンを接種し、亡くなってしまった人がいるくらいですから多少所得を増やしたところで、焼け石に水なのです。
多くの人は、自分や自分の周囲がそれなりにうまくいっていればいいと考えるようですが、それが通用するのは大金持ちかつ情報の本質を見抜ける人だけです。
海外にも逃げるところはありません。
大金持ちでなければどこに行っても同じで、逆に大金持ちであればどこの国でも豊かに暮らせます。
日本はすでに安い国ですし、途上国の人からも魅力を感じていなくなっています。
私はこの数年、非常に危惧していることがあります。
それは、大人が「夢」を語り、その夢が主に「金持ちになる」ばかりであるということです。
夢を追い続けること自体は悪いことでもなんでもありません。個別に見れば素晴らしいことです。
しかし、SNSの出現から素人でも成功できるという現実が作られたことで、自分の夢を実現させること”のみ”が素晴らしいことであると誘導されているような気がするのです。
このような狭義の夢を追い続けることは、逆に言えば「自分のことしか考えない」ということです。
堀江貴文氏が過去に言っていたことがあります。
「自分が死んだ後のことなんてどうでもいい」
自信満々にこの言葉を発する人間が、社会に影響力を発揮し、この価値観を最上とするマーケティングが施されたのだと確信しています。
彼だけではもちろんありません。
メンタリストや西村博之氏なども似たようなものです。
ことの本質には一切触れず、寄り添うフリをしながら弱者を惑わし、一定の方向に誘導する点はまったく同じです。
メンタリストにしても弱者に対する慈愛など微塵もないのでしょう。
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/08/14/kiji/20210814s00041000094000c.html
一生懸命に働いても一向に楽にならないどころか、その働き方すら非難される社会が現代です。
しかもそれを能力が低いお前が悪いとまで言われます。
どうして能力が低いからといって路頭に迷わなければいけないのか。どれほど世の中おかしいのか。
冷静に考えたら誰でもわかるはずです。
能力が低くても健全に生きていくために政府を作り、税金があり、再分配機能をもたせたはずです。
それが政治なわけですが、それに無関心にさせられた結果がこの悲惨な社会です。
無意味かつ有害なマスクを付けさせられても素直に従い、政府に異物を身体に入れないと健康を維持できないと言われればことごとく注射をし、毎年上がる社会保険料と税金、コンプライアンスの名の下に行われる締め付けられ、副業解禁と従業員の生活に匙を投げられ、その上、法律すら米国に決められているという国家に従順になる必要など本当にあるのでしょうか。
僅かな自由すらマイナンバー制度やあらゆるデジタル化の流れに奪われ、そしてマッチポンプのミサイル発射祭りで憲法改正が行われ、一切の自由を認めなくさせられるのです。
政府が認めた自由だけを自由とする社会にしたいのでしょうか。
今いる大人が子供たちに対する責任を放棄し、そんな社会を残しておいて「子ども達に夢を見せる」などと語っていても騙しているようにしか見えないのです。
もっと言えば「好きを仕事にする」などといって、金持ちになっていい服着て、いい車を乗って、好きなときに旅行に行って、好きなときに遊んで、裏ではえげつない遊びをして、その程度の「豊かさ」を成功と呼ぶ社会が長く保たれるはずはないのです。
真に大切なものを奪われてもヘラヘラできる人間には生き残ったとしても幸せにはなれません。
何かひとつ手に入れて、同時に何かを失くし、いつも何か足りないと悶々とするはずです。
自分より生活が苦しい人を見て溜飲を下げ、安心している状況ではありません。
中国、台湾、日本、韓国などをうまいこと戦争に巻き込もうとしている勢力が確かに存在しています。
それは必ずやってきます。
ですがそのときに声を上げる者は、「犯罪者」となるのです。
そうなってからでは遅く、すでに仕上がった状態で見ず知らずの人間を殺し、殺されるような現実に直面します。
そんな現実を望みますか。
子どもたちが前線に駆り出され、頭が吹き飛ばされ、誰にも知られずに土に還る、そんな社会を望みますか。
今、覚悟をしなければいつ覚悟をしても無駄死にする可能性すらあります。
平和風の戦争は戦後以来繰り返されてきました。
自分の人生を選択できるという尊いことを奪われてもいいのでしょうか。
信用スコアやマイナンバー制度が確立し、デジタル共産主義が浸透すれば、AIがあなたの職業を決め、ライフスタイルも決められることになります。
必ずなります。
世の中に蔓延る軽薄才子の言説に惑わされることはありません。
何を信じればいいかなど考える必要はありません。
腐敗した権威、権力などに従わず、あなたはあなたの良心と慈愛の念に従って、生きることに真剣に向き合えば、自ずと覚悟は決まります。あなたの神はあなたの良心、慈愛です。
そのように真剣に生きた人間だけが道を指し示す光が見え、その道を次世代に託すことの繰り返しで、より良い社会が構築されるのです。
自分を騙し、自分の心を殺すのは大人でもなんでもありません。ただの臆病者です。
内省し、真剣に自分と向き合えばすべきことはきっと見つかります。
唯物主義者には理解できない最強の光を見せてくれると期待しています。
出発の時間がきた。そして、私たちはそれぞれの道を行く。私は死ぬ、あなたは生きる。どっちが良いのかは神だけが知っている。
~ソクラテス~
LINE@始めてみました。
https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=432hknla
ブログの更新や最新情報を配信したいと思います。
また、何かご質問やご要望があればご連絡ください。
御存知の通り、LINEはセキュリティがザルなのでセンシティブな内容の話題であれば、メールやTelegram、Signalでのやりとりもできますのでご連絡いただければと思います。
現在、「グローバリズムの理解と問題」、「情報の見方」をテーマに、LINE講義を無料で配信していますので是非、ご利用ください。「投稿」にすべてアップしています。
ご登録よろしくお願いいたします。