2018年2月

プロパガンダに使われる説得と広告の共通点

このブログではプロパガンダ、情報操作について様々に書いておりますが、これはビジネス上のマーケティングに応用することができます。 広告として使われる言葉やイメージとプロパガンダ(政治的宣伝)で使われる言葉には「説得」という目的があります。 ビジネスで使われる説得の目的は対象(ターゲット)に「購入させる」ことであり、プロパガンダの説得の目的は「意図した方向に誘導すること」です。

民主主義は全体主義になりやすい

プロパガンダ、情報操作、偏向報道といった具合に我が国は民主主義であるにもかかわらず、肝心の「民」が置き去りにされる国です。 民主主義という政治体制は、表現の自由や知る権利等の「国民の自由」が前提になりつつも、マスメディアを運営する者も国民であるということ、更にマスメディアが「報道しない自由」を持つこと自体は民主主義国家としては論理的に必要なこととなります。

「今日のニュース」に潜む問題とは?〜ヘッドラインニュースの罠〜

マスメディアやネットニュースなどの”今日のニュース”ということで、箇条書きされて報道されているニュースとは一体どのようにして決まっているのでしょうか? 外国で起こっていることや日本国内で起こっているこは無数にあるはずですが、何故あのニュースは報道されず、このニュースは報道されないのかといった疑問は、実はマスメディア批判の中心となっている問題です。

マスメディアは「議題」を社会に設定する機関である

当ブログではマスメディアについて言及している記事が多くありますが、本来マスメディアというものは「大衆統治のツール」ではないということをお伝えしたくマスメディアの批判記事を書いてきました。 しかし、これは裏を返せば現在マスメディアが大衆統治のツールと化していることを意味しています。

  • 2018.02.10

特定の誰かを持ち上げても何も変わらない〜救世主など存在しない〜

最近のニュース、報道、SNSのタイムライン等を観ていると誰かを貶して誰かを持ち上げるという構図を目にします。 民進党や共産党の誰々がバカでアホで、安倍総理は頑張っているといった主張が、保守や右、ネトウヨなどと言われる人達の主張で、一方の反安倍を一生懸命に叫んでいる人達もまた、政権批判しつつ特定の”誰か”を持ち上げて「救世主」を担ぎ上げて、なんだか誰を救世主にするか競っているように見えるほど滑稽です […]

メディアは「第四の権力」ではない

我が国は三権分立という司法、立法、行政がそれぞれ独立しているということになっています。 しかし実際の三権分立とは「三権複合」といった具合に司法は、政治や世論から圧力を掛けられれば結論を変え、行政は立法機関である政治家をうまいことコントロールし、国民にとって有益な政策を行わないようにしたりします。