「シオニズム」という言葉をご存知でしょうか?
時々当ブログでは「シオニスト」という言葉を使っていましたがシオニスト、シオニズムの説明はしていませんでした。
シオニズムという思想が現代日本にどのように影響しているのか、またシオニズムが世界にどういった影響を与えたのかということは、マスコミはもちろん識者の中でも言及する者は僅かです。
この記事では、それらを踏まえてシオニズムについて考えてみたいと思います。
シオニズムとは?
目次
シオニズムとは一言で言うと、
「故郷であるパレスチナの地にユダヤ人国家を再建しよう」
という政治的イデオロギーです。
シオニズムが明確に形となったのは、1896年にイスラエル建国の父と言われるハンガリー生まれのユダヤ人であるテオドール・ヘルツルが『ユダヤ人国家』を著して、翌年にスイスのバーゼルで第一回目のシオニスト大会が開催されてからになります。
ここから明確に政治勢力となったのです。
当初は必ずしも再建の地はパレスチナのみと想定してはいなかったようで候補地の中には、ウガンダ、キプロス、満州国などがありました。
しかし、1905年の第6回シオニスト大会で「再建の地はパレスチナ以外を対象としない」と決定されました。
この決定がイスラエルとパレスチナの紛争を長引かせていると言えます。
こんにちは、民主主義です!〜民主化の名の下に破壊された中東〜
シオニズム運動についての簡単に説明した動画
参考:世界史の窓
イスラエル国家はロスチャイルド家の資金で作られた
フランスのエドモン・ロートシルト(ロスチャイルドフランス分家)がシオニズム運動に財政的な支援を行っていました。
1917年、イギリスのバルフォア宣言ではパレスチナにユダヤ人国家を建設することを認めるという内容で行われたものですが、イギリス政府としては単純にロスチャイルド財閥に財政的な支援を取り付けるために行われたものです。
そのため、一説にはイスラエル建国に尽力したロスチャイルド家の功績は、当主であるジェイコブ(ヤコブ)・ロスチャイルド氏が「メシア(救世主)」と言われていたりもするようです。
しかし、これはシオニスト達の自己正当化とする面が強く、正統派のユダヤ人からしてみればそのような不正と欺瞞に満ちた形で国家を建設してはならないという反シオニズム運動も展開されています。
またバルフォア宣言もイギリス政府とロスチャイルド家が勝手に行った約束ということもあり、三枚舌外交と非難され、現実に紛争を煽ったという見方もされたのです。
パレスチナの現状
これを観てわかるように、またここまで説明したことからもイスラエルのパレスチナ侵攻に正義はありません。
シオニズム運動が単なる政治的イデオロギーではなく、ある種の権益や利権、ビジネスに利用されている可能性もあり、さらに言えば、アメリカは白人の顔をしたユダヤ人(ハザール人、隠れユダヤ人、アシュケナージユダヤ人等)に乗っ取られた国です。
それらの白人の顔をしたユダヤ人はタルムードを信仰していますし、そのユダヤ人が一番差別している対象が「白人の顔をしていないユダヤ人(スファラディ)」です。
白人の顔をしたユダヤ人に乗っ取られたアメリカはイスラエルに対する財政的な支援を日本から引き出してそれをそのままイスラエルに献上しているような格好になっているのです。
つまり白人の顔をしたユダヤ人は歪んだ思想を持った「シオニスト」なのです。
シオニズム=新自由主義
シオニズム運動は「第6回シオニスト大会」と「バルフォア宣言」から紛争の火種となったように見受けられます。
シオニズム運動を支持している人間もロスチャイルド家を筆頭とするユダヤ人です。
そういったユダヤ人は”国を持たず”世界各国で金融ビジネスを中心に石油やエネルギー、ダイヤモンド、食料、医療などあらゆる面で活躍しているわけですが、当然のことながら彼らは「グローバリスト」です。
グローバリストは国家、民族文化、主権、国境を認めない思想あるいは破壊しようとする思想を持つ者です。
これを巷では「優秀なビジネスマン」と言ったりします。
新自由主義とは、近代ではイギリスの鉄の女と言われた首相サッチャーから急速に広まった思想です。
新自由主義の思想の特徴は、
「弱肉強食(自己責任論)」
「グローバリゼーション万歳」
「規制緩和、自由化、民営化、小さな政府論」
「拝金主義」
となりますが、これは正しく、「国家の否定」に繋がります。
シオニストの思想と新自由主義の思想は全くと言っていいほど共通しています。
そして、過去のブログでも書きましたが、
「新自由主義は共産主義」
新自由主義と共産主義の作り出す未来〜優生学は現代に存在する〜
であり、
「資本主義は共産主義となる」
ということで、行き着く先は同一なのです。
シオニストは新自由主義であり、共産主義者であるということになります。
冷戦が終結して以降共産主義は資本主義に負けて下火になったという印象を持つ方は少なくありませんが、実は冷戦が終結したことで共産主義は元気になり勢いをつけ始めたのです。
共産主義者が多い場所は以下の都市です。
「イギリスシティ」
「ウォール街」
「東京」
「ジュネーブ」
理解しづらいかもしれませんが要は、
「支配者層にとって最高の体制が共産主義である」
ということです。
一般人の立場から見れば共産主義体制は最悪ですが、支配者層からすれば最高です。
ジョージ・オーウェルの1984年の世界は正に支配者にとっては理想郷であり、一般人にとってはディストピアだということです。
わからなければ、「ロシア革命は誰の資金で行われたのか?」を考えれば一目瞭然です。
当時のソ連の共産党幹部はほとんどがユダヤ人です。
レーニン ⇒ ウリヤーノフ
トロツキー ⇒ ブロンシュタイン
カーメネフ ⇒ ローゼンフェルト
ジノビエフ ⇒ アプヘルバウム
メシュコフスキー ⇒ ゴールドバーグ
ラジェヌキイ ⇒ ラッシュマン
ステクロフ ⇒ ナハムケス
ラデック ⇒ ゾーベルソン
ダーセフ ⇒ ドラプキン
スハノフ ⇒ ギンメル
ゴーレフ ⇒ ゴールドマン
マルトフ ⇒ ゼデルバウム
ボグダノフ ⇒ シルバースタイン
リトヴィノフ ⇒ フィンケルスタイン
(出典:英紙『モーニング・ポスト』)
ウォール街がロシア革命の資金提供者でありましたし、もっと言えばナチスのスポンサーはブッシュ家であり、アウシュビッツ収容所の経営者はロックフェラーです。
大イスラエル帝国計画
シオニズム運動の背景に「大イスラエル帝国計画」というものがあります。
その前に以下の情報を説明します。
中国の一帯一路構想とRCEP
一帯一路とは簡単に言えば、中国とユーロ圏の陸と海の経済インフラの構築と言えます。
この一帯一路構想の最東端は「奈良」であると元公安調査庁の菅沼光弘氏は指摘しています。
事実だとしたら、完全に現代版シルクロードです。
この上、RCEP、FTAAPが控えています。
各自由貿易圏は最後に全て合体します。
一帯一路構想は元々カザフスタンの大統領のヌルスルタン・ナザルバエフが26年間統治した集大成としてシルクロード構想を話してきたという向きがあります。
これを踏まえた上で大イスラエル帝国計画を確認してみてください。
大イスラエル帝国計画
トランプ大統領やプーチン大統領が正義の味方で、NWO側と戦っているといいった意見がありますが、全くそうではないということをこの大イスラエル帝国計画の存在が担保しています。
最後はイスラエルを中心とした世界統一政府、市場が形成されることになります。
そしてカザフスタンの首都の「アスタナ」という近未来都市があります。
もろにフリーメイソンタウンです。
これらの情報全て踏まえると安倍晋三が各国に50兆円もの税金をばら撒いている理由が明確になるというものです。
引用 【安倍外交の経済支援が50兆円を突破 社会保障制度の充実に使えば、沢山の国民は助かるはずの税金。ノーベル経済学の受賞者のミルトン・フリードマンによって日本財政破綻を懸念の論文も】
ビジネス的にうまくいけば、宗教や思想は全く関係ないということになります。
引用:スプートニク
日本のシオニスト達
日本の政治家、国会議員、言論人、官僚、財界トップほとんどがシオニストです。
つまり、「新自由主義者」です。
与野党グルということは当ブログでも再三お伝えしていますが、共産党の志位和夫もシオニストですし、安倍晋三、小泉親子、小池百合子もシオニストです。
少なとも清和会はシオニスト派閥であることは間違いありません。アメリカ追従ということは言いなりであるということですから。
現政権と一番戦っている山本太郎ですら総務省のIoTセキュリティ無差別調査には賛成しています。
日程第7 電気通信事業法及び国立研究開発法人情報通信研究機構法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)
この法案は去年の五月に可決された法案です。
その時にはマスメディアも騒いでいませんでした。
まとめ
シオニズムとNWOの密接な繋がりが存在することはお解りになったかと思います。
この記事では相当に触りの部分のみをご紹介しています。
支配者層は全て繋がっています。
今日、戦争してまで奪うものは存在しません。
中国の脅威にしても、韓国の反日運動にしてもヤラセなのです。
今後このようなブログは書けなくなる可能性が高くなります。
政府の言論統制は日に日に強まっています。
人間の尊厳だけは守りたいとそんな風に思っています。