ヨーゼフ・ゲッベルスが警告したこと〜プロパガンダの天才が危惧した未来〜


ナチス・ドイツの宣伝大臣「ヨーゼフ・ゲッベルス」をご存知でしょうか?

プロパガンダの天才として知られ、ドイツ国民を騙し続けた人間として、社会では認識されています。

しかし、私はそれこそ戦勝国のプロパガンダに騙されていると感じています。

実際の彼はどんなことを言ったのか?

またどんな人間だったのかをこの記事では考えてみたいと思います。


「嘘も100回言えば真実になる」と言ったという嘘

ゲッベルスは「嘘も100回言えば真実になる」と言った人間として知られていますが、実は彼はこんなことは言っていません。

実際には真逆と言ってもいいほどの言葉を残しています。

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優れたプロパガンダは嘘をつく必要がない。むしろ嘘をついてはいけない。真実を恐れる必要はないのだ。大衆は真実を受け入れることが出来ないというのは誤りだ。彼らにはできる。大事なことは大衆が理解しやすいようにプレゼンテーションしてやることだ」

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この考え方は全く、ゲッベルスのイメージとは逆です。

むしろ、ダン・ケネディやジェイ・エイブラハム辺りのマーケティングの専門家が言いそうなことです。

私もこの考え方には賛同します。

大衆が怒るのは”騙されるから”であり、政府の説明で大衆が抱いたイメージと、実際起こったこととのギャップがイメージよりも大きいからこそ、”騙されたと感じる”のです。

納得できれば多少の怒りはあっても大衆のイメージの向こうには”希望”があるため暴動までには発展しません。

またゲッベルスは嘘をついてはいけない理由をこのように述べています。

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「政治家は時には不人気な政策を実行しなければならない。しかし不人気な政策は入念に準備し、大衆を納得させてから実行しなければならない。なぜならばそれによって一番被害を受けるのは彼らだからだ。彼らにはなぜそうしなければならないのかを知る権利がある」

「プロパガンダの役割はここにある。国民を啓蒙し、政策実行の地ならしをする。そうすると不人気な政策もやがて評価を得るようになり、国民の断固とした支持の下、政府は難しい決定を下し、実行できるようになるのだ」

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実に見識に溢れた言葉ですし、常識的です。

私は、民主主義国家は大衆に対するプロパガンダ(政治的宣伝)はある程度仕方のない面もあると考えています。

なぜ仕方ないのかと言えば、国民主権で国民が国家の代表を決めるとなると、当選して自分の理想を実現するにはどうしても”広告宣伝”をしなければいけないからです。

問題は、先ほども言ったように「国民を騙すかどうか」といった手段であると私は考えています。

ゲッベルスは嘘をついてはいけないと言うのであれば私はその考えには賛同します。

「大衆は小さな嘘よりも大きな嘘に騙される」の誤解

この言葉は1938年の演説記録には残っています。

ここだけを取り上げると、政府が大きな嘘をつくことを奨励しているように見えますが、私はゲッベルスの他に残した言葉や時代背景、演説の前後を読んで以下のように解釈しました。

共産主義」という大きな嘘に大衆は騙されてドイツ革命が起こり、第一次大戦に敗れ、国民が分断されたのだ

というのがゲッベルスの真意なのではないかと私は考えています。

実際にドイツは東西に分断されましたから、大きな嘘の危険性を説きたかったのではないかと私なんかは思うわけです。

昔、M資金詐欺というの詐欺事件がありました。

この詐欺事件は現代っぽい振り込め詐欺とは違って、詐欺プランの中に政府を絡め、GHQに関わる投資案件として持ち込まれ金額が莫大であることが特徴の巨額詐欺事件です。

この詐欺に騙された人は、誰とは言いませんが経済界の重鎮と言われるような著名な人間が多かったのです。

金額が莫大で、政府が絡み、金額は数百億から数兆円という単位で、他にも様々な演出がされるとなると、一般的には思考が麻痺しても不思議ではありません。

大きな金額(嘘)であればあるほど、騙され易くなるのです。

大きな嘘は、その嘘をつかれる対象からしてみれば「こんなに大きな話が入ってくるということは自分は認められている」と感じます。

対象の承認欲求をくすぐるといった側面もあったのだろうと思います。


ゲッベルスが行った警告

ゲッベルスは反ユダヤ主義者でした。

以下のような社会的な動向をユダヤ人による国家転覆の謀略として考え1934年に

「わが国として気をつけねばならないことはわが国に向けられている数々の企てである」

として以下のことを国民に伝えました。

「人間獣化計画(愚民化政策)」

 

愛国心の消滅 

悪平等主義 

拝金主義 

過度の自由要求

道徳軽視   

3S(スポーツ・セックス・スクリーン)の奨励

ことなかれ主義の政策 

無気力・無信念 

義理人情の抹殺

下級官僚の横行

否定・消極主義 

自然主義  

刹那主義

尖端主義

国粋主義の否定 

享楽主義 

恋愛至上主義

家族制度の破壊

民族的歴史観の否定

 

と伝えました。

私は初めてこれを知った時、戦慄しました。

お解りかと思いますが、これはほとんど我が国に対するGHQの占領政策の骨子だったからです。

私はナチス・ドイツを礼賛しているわけではありません。

ただこういった事実もあったと言いたいだけです。

我が国の現状を考えるとゲッベルスの考え方は日本国民が今一番必要な考え方である可能性があるから書いているまでです。

断りを入れておかなければ、私がナチスを礼賛するファシストとレッテルを貼る方もいますので、念のため。

歴史は戦勝国が作ります。

戦勝国が歴史を作るのなら、ゲッベルスがいかに正しいことを言っていても、それは曲解され、一部を切り取り、悪の権化という付加価値を付けて、大衆に流布されます。

ゲッベルスが伝え、行ったことは、現代のメディアが悪用していることですが、メディアがバカなのは、ゲッベルスの

「嘘をついてはいけない」

という言葉を無視し、実践しなかったことです。

それが証拠に、マスメディアや新聞などの古典派は大衆からの信用を無くしつつあります。

真面目にやってればよかったものを、表面的な手法ばかり使って、結局足元をすくわれるのです。

武道で言えば、型が出来ていないのにマンガやYouTubeの格闘技の動画を見て、実戦で使ってみたみたいなことです。

大衆をナメきった報いが、現実に近い将来に起こると私は観ています。

「嘘で塗り固められたプロパガンダというのは、それがニセの大義であることの証である。長期的には必ず失敗するものなのだ」

                             パウル=ヨーゼフ=ゲッベルス

おまけ

日本に対するゲッベルスの予言


雑な動画ではありますが事実を映し出していますし、我が国としては”事実”と認識することが日本国民の利益になると私は確信しています。

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