日本人を根本から改造したCIE

CIE(民間情報教育局)という組織をご存知でしょうか?

CIA非常に有名なので多くの人が知っているかもしれませんが、戦後日本人が知らなければいけないものはこのCIEです。

CIEとは、GHQの部局のひとつであり、あのWGIP(ウォーギルトインフォメーションプログラム=日本人に戦争犯罪の加害者意識を刷り込む計画)を実施した組織です。

国会図書館 リサーチ・ナビ

日本人洗脳計画 日本精神科病院協会

占領下米国教育映画についての覚書

―『映画教室』誌にみるナトコ(映写機)とCIE映画の受容について

CIEに与えられた役割

日本人を洗脳するために、アメリカにとって都合の良い情報をあらゆるメディアを使って日本人に与えること

戦勝国にとって都合の悪いことを、印象操作を施し日本のメディアに実行させること

この二つが大きな目的となっています。

 

 

 

 

 

 

 

引用:日本人を狂わせた洗脳工作ー著・関野通夫

「日本人を狂わせた洗脳工作」は江藤淳氏の「閉ざされた言語空間」の内容を担保するものです。

CIEが行った洗脳番組で特に有名なのは、「眞相はかうだ」というNHKのラジオ番組です。

NHKアーカイブス

国会図書館

WGIPは、こういう人達の考え方を日本人の主流にしたと言えます。

 

 

 

 

日教組はGHQが組織した団体です。

米国教育使節団報告書

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報告書には「教師の権利」として「思想表現の自由、地位の保障、待遇の改善」を実現するため、「校長の支配を受けることなく、自由に討議する」教員組合の「組織の自由が認められるべきである」と明記されている。この勧告の翌年、日教組が設立された。

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引用:『アメリカ教育使節団報告書』(村井実訳、講談社学術文庫)。

WGIPを表の洗脳として行い、プレスコードや検閲、焚書、3R5D3S政策等も裏の洗脳として同時に行ったと言えます。

(1)連合国最高司令官(司令部)に対する批判

(2)極東国際軍事裁判批判

(3)連合国軍司令部が憲法を起草したことへの批判

(4)検閲制度への言及

(5)合衆国への批判

(6)ロシア(ソ連)に対する批判

(7)英国に対する批判

(8)朝鮮人に対する批判

(9)中国に対する批判

(10)他の連合国に対する批判

(11)連合国一般に対する批判

(12)満州における日本人取り扱いについての批判

(13)連合国の戦前の政策に対する批判

(14)第三次世界大戦への言及

(15)ソ連対西側諸国の「冷戦」に関する言及

(16)戦争擁護の宣伝

(17)神国日本の宣伝

(18)軍国主義の宣伝

(19)ナショナリズムの宣伝

(20)大東亜共栄圏の宣伝

(21)その他の宣伝

(22)戦争犯罪人の正当化および擁護

(23)占領軍兵士と日本女性との交渉

(24)闇市の状況

(25)占領軍隊に対する批判

(26)飢餓の誇張

(27)暴力と不穏の行動の扇動

(28)虚偽の報道

(29)連合軍総司令部または地方の軍政部に対する不適当な言及

(30)解禁されていない報道の公表

 

洗脳はエンターテイメントの顔を持つでも書きましたが、

3S政策とは、正確に言えば3R5D3Sといい、

Rは

Revenge 復讐

Renovation 改組

REVIVE 復活

 

 

Dは

Disarmament 武装解除

Demilitalization 軍国主義の排除

Disindustrialization 工業生産力の破壊

Decentralization 中心勢力の解体

Democratization  民主化

Sは

Screen 映画やテレビ、

Sport スポーツ、

SEX 性産業や歪んだ性知識

とこのような改造計画であると、安岡正篤氏はガーディナー参事官から直接聞いたといいます。

引用:安岡正篤 運命を創る

そしてこれも以前ヨーゼフ・ゲッベルスが警告したこと〜プロパガンダの天才が危惧した未来〜に書きましたが、ゲッベルスが非常に危惧していたことです。

「人間獣化計画(愚民化政策)」

愛国心の消滅

悪平等主義

拝金主義

過度の自由要求

道徳軽視

3S(スポーツ・セックス・スクリーン)の奨励

ことなかれ主義の政策

無気力・無信念

義理人情の抹殺

下級官僚の横行
否定・消極主義

自然主義

刹那主義

尖端主義

国粋主義の否定

享楽主義

恋愛至上主義

家族制度の破壊

民族的歴史観の否定

CIEがゲッペルスの危惧したことを知っていたかどうかは知りませんし、CIEが3S政策を主導したかどうかもわかりません。

しかし、戦前と戦後で明らかな変化があることは否めない事実です。

であるならば、日本人としては「アメリカにヤられた」と考えるべきであると私は思います。

根拠がある、根拠がないということに固執すると必ずぶつかるのが裏が取れない対象のネタです。

いわゆるタブーネタですが、状況証拠と物的証拠があれば物的証拠が良いに決まっていますが、状況証拠はある程度の背景を証明してくれるものです。

その時に物的証拠がなくても「無いということではない」という現実に直面するのです。

それを「完全犯罪」と言ったりもします。

そういう時に根拠がないからこれは嘘だと断じてしまうことは果たして真実を得ようという気があるのか非常に疑問です。

根拠が薄くても可能性がある以上は追い求めるのが、自分の心に対しての誠意です。

メディアはもちろん数字にも嘘をつかせる人間がいる、政府も嘘をつくのであれば、真剣に嘘を暴く努力、騙されない努力をしなくてはなりません。

したがって、私は3S政策を陰謀論ということはできません。

まとめ

GHQ、CIEが行ったことは日本人としては許せない行為です。

しかし、進んでこのGHQの行為を手伝った日本人がいたのです。

それが、日本人でありながらCIAのエージェントひいてはスパイになった岸信介や児玉誉士夫、正力松太郎などの連中だということです。

歴代日本人スパイが大物ばかり〜アメリカに媚びた日本人〜

仮に、GHQから「売国しなければ処刑する」と言われれば仕方ないかもしれませんが、東條英機は処刑されていることを考えると、彼は売国行為はしなかったのでしょう。

ところが、売国行為をした連中が素晴らしい人間として次世代の日本人に紹介されますが、売国行為をしなかった人間は極悪人として紹介されます。

日本人は学校教育で教わったこと、印象が最悪だった近現代史の人物の実態はどうだったのか調べてみると良いのかもしれません。

本当に教えられたことと違うというのが、我が国は多すぎます。

例えばルネッサンス期の時代が何故か我が国では素晴らしい時代というイメージになっていますが、とにかくイメージ操作に弱い日本人はいい加減にバカにされていることに気付き怒らないといけないでしょう。

さもなければ日本人はずっと家畜、ゴイム扱いされていくことになります。

そんな風になってほしくはありません。

今年一年、知識と実践と真実と~知行合一~をご覧いただきありがとうございました。

今年は去年よりも悪い年になりましたが、来年は今年よりも良い年になることを祈っています。

恐らく今年は来年よりも良い年になるのでしょう。

しかし、マキャベリの言ったようにどんな状況になっても投げやりにならず地道にやっていこうと思います。

良いお年をお迎え下さい。

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