一難去ってまた一難

一難去ってまた一難

先日の都構想テロは否決という結果となりましたが、事実上ガス抜きとしての否決になりかねません。

現実にスーパーシティ法案は可決されていますし、あらゆる自由貿易協定は締結の方向に向かっています。

第16回日中韓自由貿易協定交渉会合の開催(結果)

言うまでもないことかもしれませんが、大阪都構想でできることは、スーパーシティでできてしまうので、都構想テロ否決で喜んでいる場合でもないのです。

都構想テロにしてもスーパーシティにしてもこれまでよりもラディカルに大企業による法改正が行われる「特区」の問題ですからもはや都構想もそれの囮と化しているのです。

今更、言論人が事後的に「大阪都構想への誤解を解く」について言及しだしたことを考慮すると、箝口令が解除されたから言い出した、つまり、権力の大阪都構想に対する認識は大衆のガス抜きとして機能させ、スーパーシティの実態に気付かせないように振る舞うようにさせていると推測できます。

実際に彼らはスーパーシティという特区制度単体で批判はするものの、大阪都構想の共通点を指摘しません。

言論もビジネスですから共通点を言い出したらビジネスにならないですし危険過ぎるでしょう。

一般人はそういった事情を踏まえて言論人の主張を「利用」しなければなりません。

そうしなければ、いつまでも自分のファンの言論人をオピニオンリーダーとして「信じ」、自らの頭で考えることのできない羊に固定されます。

人間を「羊」にする方法

スーパーシティの危険性は当ブログでも指摘してきましたが、せっかくなので権威を利用させていただこうと思います。

貧乏人を排除する「スーパーシティ構想」のヤバさに気付かない日本人の脳天気さ

スーパーシティで貧乏人を排除、削減できるというのは、これまで以上に経済的に追い込むことを想定しています。

特区制度では事実上大企業が自らの利益を図るために、特区内の法律、ルールを設定することができます。

企業は利益を追求するわけですから、消費税上昇も、健康保険や年金などの社会保険料の上昇も企業の利益となります。

庶民の消費活動は制限されていき、庶民はそのストレスを身近にある安価なもので解消しようとします。

酒もギャンブルもそうでしょう。

ストロングゼロなどという脱法ドラッグが認可され日本中にジャンキーが溢れ、その者が消費者金融や裏金融で金を借り、カジノに行き素寒貧にされた挙げ句、人身売買や臓器売買の対象になったり、労働奴隷になったり、自殺したりと様々あるでしょう。

カジノを日本人に開放することで、多重債務者を増やすことは日本人殲滅に寄与します。

そもそも新自由主義の思想は自己責任論を土台とするわけですから、貧乏人がどうなろうが知ったことではないという冷たい感情を持ちます。

ルールを変え経済的に追い込むだけで庶民は順番に死んでいきます。

緊縮財政にしてもそれだけで餓死したり生活苦で自殺しているわけですから、それをスーパーシティでも当然行うだけです。

そんな大袈裟な…考えすぎと思う人は社会のことに興味を持つべきではないでしょう。

この世界は「なんでもあり」という悲しい世界であることを受け入れられないということですから、そういったお子様は首をつっこむべきではないのです。

米国の大統領選挙も相変わらずひどい有様で見るに堪えないところです。

このお祭り騒ぎが「民主主義など存在しないこと」を如実に現していることに多くの人は気付いていないでしょう。

それをバイデンが「民主主義を取り戻す」と言い放つ様は、醜悪そのものですが、小児性愛者丸出しのバイデンが大統領になるのは、シオニストのトランプが大統領を維持することよりも不愉快です。

とは言えいわゆるクソとクズの戦いに過ぎないわけですから、選挙に希望をもつことはいい加減におやめなさいということです。

選挙という効率の良い投資

先日、交通事故に遭いました。

信号待ちの際、時速30kmぐらいの軽自動車に追突されたのですが、私も軽自動車だったのでかなりダメージを貰いました。

背中と首、腰、頭痛が治まらないのは苦しいですが、幸い、加害者の人もまともな人で、誠意のある対応をしていただいて非常に感動しました。

こんな言論をしているためか私もバチが当たったのかもしれません。

それにしても私が交通事故に遭うときは常に10対0のもらい事故ですが、大抵の加害者はこちらに責任をなすりつけようとするものですが、今回の人は感動するぐらい誠意のある人で、こんな日本人がまだいることに嬉しく思ったのです。

そう思えば、今ある体の痛みも少しは和らぐものと言えます。

 

今回の加害者の人が今回の事故で勤め先の人事で不利益を被らないように頑張ろうと思います。

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