こんな魔法のようなことがこれまで我が国で行われてきました。
いわゆる従軍慰安婦問題やいわゆる南京大虐殺、最近では豊洲移転問題など、
「本来であれば問題になることはなかった」話を”問題”にされてきました。
どうしてこんなことが起こるのか?
また、どの様に問題を”創っている”のか?
この記事ではこの辺りを考えてみたいと思います。
問題を創る目的と方法
いわゆる従軍慰安婦問題から観る、その目的は以下のとおりです。
「金」
「金以外の利益」
この二つが大きな目的です。
戦時中に、「慰安婦」という方々はいらっしゃいましたが、”強制連行”とか軍が”関与”したといったような事実はありません。
いわゆる南京大虐殺もそうですが戦時中はもちろん問題になっていません、東京裁判でネタにされることもありませんでした。
実際には世界各国が”戦地における女性の利用”をしていたのです。
男は残念ながら紳士ばかりではありません。
戦争という特異な状況では、普段、過酷な訓練や実戦で兵士の精神状態は極限まで追い詰められます。
そういった状態で、戦地にいる女性をレイプしてしまうということはままあったのです。
すると、軍内に性病が蔓延します。
戦地の女性のレイプ被害を防止する目的と軍内の性病の蔓延を防ぐ目的があり、女性の利用つまりは慰安婦を、仕事として募集したのです。
こちらの画像が募集広告です。
元慰安婦と主張する人間が嘘をついていたり、吉田清治というチンピラが「私の戦争犯罪」という作り話あたかも事実として出版し、あとから「嘘でした」と認めたのです。
この吉田清治という人間は、講演や書籍の販売で儲けていました。
ありもしないことを書き、伝え、日本人の名誉を深く傷つけました。
ここから、わかるように吉田清治の目的は金であったと推測できます。
しかし、これだけのプロパガンダ記事を一個人ができるはずもないでしょう。
日本を貶めたい組織からコマにされたとか、その組織から”仕事として”金を貰っていたとか、金を借りていたとか、色々考えられます。
また、”元慰安婦”とされている人達も金が目的だったことは間違いありません。
彼女らは同じ嘘をつくことができないという詐欺師としては初歩的なミスを犯していました。
ジープで連れ去られたとか、年齢が以前言っていたことと全く違うとか、とても嘘をつくプロとは言えないレベルです。
とは言え、彼女らは講演をするたびに金を貰っていました。
20年前辺りはそういった嘘が追求されるような空気ではなかったのです。当時はその嘘が真実として、朝日新聞から社会に垂れ流されていきました。
朝日新聞としてもこの話題を扱うことで部数は伸びていたのでしょうし、占領政策により自虐史観を持つ日本には社会的コンセンサスが醸成されていたこともあったと言えます。
ですが元々、「事実ではない」ことが「真実として」拡がっていきました。
「嘘」なのに社会に拡がるのはなぜなのでしょうか。
その技術が”既成事実化”の技術なのです。
では具体的にどうやって拡めていったのか?
基本的には既成事実化のやり方です。
大別すると以下の4つに分けられます。
あらゆる媒体を使う
環境を利用する
繰り返し何度も言い続ける
言葉を作る
あらゆる媒体を使う
ひとつめの”あらゆる媒体を使う”ですが戦後は、新聞、ラジオ、雑誌がメインの情報取得手段でした。
当時カストリ雑誌という物が発行されており、この雑誌の中に戦時中の慰安婦を題材にしたマンガや小説が掲載されていました。
センセーショナルにまた、ショッキング的な描写で書かれていました。
当然GHQの検閲があったので、日本軍を悪く印象づける表現も許されていたし、むしろGHQからしてみれば好都合であったと言えます。
カストリ雑誌
当時の時代背景を考えれば日本国民はGHQの抑圧や物資の少なさなどのストレスは計り知れないものであったことは容易に想像できます。
その息抜きとなる娯楽の中の一部に”カストリ雑誌”があったのです。
いわゆる従軍慰安婦問題が顕在化したのは91年に金学順が名乗りを挙げたことから始まっていたように見えますが、それまでに様々な媒体を使って、「慰安婦」という存在のイメージを作り上げてきたのです。
また、91年以降は朝日新聞がこの話題に目を付け、大々的に報じられるようになりました。
朝日新聞記者の植村隆の義理の母親である梁 順任(ヤンスニム)は日本政府に対する訴訟の原告団の代表で、後に詐欺で逮捕されましたが、このことからから察するに、この義母が植村記者に対して「このように書け」と指示していたか、あるいは、植村記者が「忖度」し、ヤンスニムにとって都合のいい記事を書き、都合の悪いこと(親に売られたとか、慰安婦の募集広告の件など)は書かなかったのでしょう。
少なくともそういう疑いをかけられても仕方がありません。
環境を利用する
戦後我が国は、GHQの洗脳工作があったために、自虐史観つまり「日本を貶める言論が善」という空気に支配されており、また、そういった主張をする人間が自分に酔いしれ、自分を高めるという感覚をもっていました。
日本が悪いことをした、日本は侵略国家だと言うことで快感を覚えていたと言っても良いかもしれません。
日本全体がそのような空気になっていたのです。
この環境を利用すること、つまり「加害者意識を持った日本人」の感情を利用し、「謝るべきだ」、「賠償すべきだ」という空気に移行させるのです。
端的に言うと、日本人の加害者意識をGHQが作ってくれたので、その加害者意識をくすぐったということになります。
繰り返し何度も言い続ける
これも既成事実化の記事で書きましたが、要は「嘘も1万回言えば真実になる」ということです。
朝日新聞も慰安婦の人たちも、嘘を言い続けることで、自己暗示し、本当にそれが真実だと思いこんだのでしょう。
ここまでくるとウソ発見器でも反応しないレベルの暗示となっています。
詐欺師も大きなことを言い続け自己暗示し、本当に自分がそうだと疑わなくする心理状況を作り出します。
この自己暗示の方法は成功哲学的な本にも書いてあるし、自己啓発系の企業の教育システムにも導入されています。
「真実を言う者よりも、嘘を言う者の方が強気」
なのです。
何故かと言えば、真実を言う者は事実を積み上げる作業をし”無かったこと”を証明しようと努力します。
一方の嘘を言う者は最初から嘘を言っているので何かひとつを”あったこと”と証明したことにすれば、それで作業はお終いなのです。
ないことを証明するのは非常に難しく、また事実を捏造することは基本的にできません。
というか、真実を言おうとする者には嘘をつける人間が少ないのです。
本当のことを知りたいと考えて行動するわけですから、それは相対的に正直な人間です。
繰り返し嘘を大きな声で言う人間と、真実を言う人間ならそもそも嘘つきに分があるのです。
嘘つきは、嘘だとわかっているからどんなデタラメなことも言えます。そのデタラメなことは、とにかく大きな声で繰り返し、権威を使ってみたり、感情を揺さぶることなど様々な方法を取れるために、聞く側の心を捉えやすいのです。
言葉を作る
”従軍”慰安婦、”強制”連行、”強制”徴用これらは全て「造語」です。
彼らはこういう「言葉」を作ることに非常に長けています。
言葉を作る際には、「イメージ」を重要視します。
”従軍”慰安婦にはいかにも軍隊の専属的且つ奴隷的な売春婦というイメージがあります。
強制連行も強制徴用にしても強制的に連れ去られるイメージ、国家が強制的に働かせるイメージがあります。
よくよく考えてみるとおかしな言葉です。
強制連行と言いますが、そもそも「連行」には強制性があります。その上に強制を持ってくることで意味が被っています。
強制徴用も同じです。
意味を被らせることによってより強いイメージを言葉から印象づけることができるのです。
今回の豊洲移転問題も小池都知事が問題に”した”のです。
「地下空洞」という言葉という言葉であたかも技術ミスできた欠陥というイメージを拡げました。
本来は、地下空間、地下室、地下ピットなどと言われる当然作るべきもので、埋立地での建設では常識だとのことです。
その後、小池都知事は「豊洲移転は安全かもしれないが、安心ではない」と言うのです。
そのように都民の恐怖を煽った張本人が、間違えてましたすみませんではなく、都民の恐怖を維持させているといった現状です。
私は非常に卑怯な振る舞いと感じます。
このような言葉の強さを彼らは利用しているということです。
以前に、「言葉の力を甘く見てはいけない」という記事を書きましたが、言葉には言霊といって人の意思や気持ち、魂が入るのです。
目には見えづらいですが、事実としていわゆる従軍慰安婦問題という嘘を「世界的な事実」にまで昇華させるには、このような目に見えない力を使う必要があったのです。
他には自由という言葉は誰も否定できない、万人が認める価値ということになっています。
しかし、自由競争、自由貿易のデメリットは存在しています。
平等もそうです。平等は不公平なものですが、不公平な事実を話す平等主義者は皆無です。
平等というのは例えば5人で飲みに行った場合、お会計を飲み食いの量に関わらず一律2000円とするのが平等です。
公平というのは、お前は大量に飲み食いしたから3000円、お前は一杯しか呑んでないから1000円というように、全体の状況を考えた行動です。
これが公平です。
私には公平の方が性に合います。
平等では必ずズルい奴が勝つようになってしまうでしょう。
まとめ
あらゆる媒体を使う
環境を利用する
繰り返し何度も言い続ける
言葉を作る
ですが基本的には既成事実化のやり方と同じです。
対策はとしては、
無視を決め込むこと
100倍大きな声で事実を伝えること
これしかありません。
こういった印象操作やプロパガンダはリアルタイムでは気付きづらいものなので注意してください。
相手は、「自分の利益の為なら平気で嘘をつける」人間ですから。