「5G」という言葉をご存知でしょうか?
最近、モノのインターネットということでひとつの技術革新、イノベーションと持て囃されている技術です。
5Gとは「第5世代移動通信システム」のことで、以下のメリットをメディアでは強調します。
「通信速度が格段に速くなる」
「通信の遅延が少なくなる」
「デバイスの同時接続数が増える」
詳しくは以下のサイトを御覧ください。
5Gって何がすごいの?4Gとの違いや未来に起こる変化を知ろう
しかし、このメリットのみが財界人をはじめとするその手先のマスメディアや有識者は、デメリットに言及することはありません。
デメリットについてはインターネットでも語られ始めましたが、そのデメリット以外にもメリットが利用者にとってデメリット化することも付け加えなくてはと思いました。
この記事ではそれらについて考えてみます。
モノのインターネットというキャッチフレーズの本質
「モノのインターネット」という言葉はIoTについて話されるときどこでも語られています。
この言葉の意味は、個人の私生活で言えばテレビやドア、証明、エアコン、空気清浄機などの作動をインターネットを通してするようなイメージです。
帰ってきたら勝手に照明がついたり、室温に合わせてエアコンが適切な温度設定で作動したり、また、外出先からでも室内の状況を確認したりすることもひとつのスマホからできたりします。
企業での使われ方としては、在庫の管理効率の上昇が見込まれや輸送の監視、セキュリティレベルの強化、また自動運転、交通機関、医療分野などで先発的に使われるでしょう。
この「モノのインターネット」の利便性は「管理効率の飛躍的な上昇」と言えます。
しかし、管理効率の上昇と言っても「何を管理するのか?」という疑問がありますが、ここについてのことがメディアでは語られないのです。
何を管理するか?それは、一言で言えば、
「消費者を管理する」
ということです。
消費者にとってIoTが語られるときには常に利便性に重点が置かれた説明がなされます。
ですが、物事というのは一面で理解できるものではありません。
物事にも360度の側面があるわけですからその側面を見なくては常に誘導されていく羽目になります。
モノのインターネットとイメージとしてひとつめの画像と二つめの画像どちらもモノのインターネットを表現した画像ですが、どちらも事実です。
5Gの健康被害
デメリットのひとつとして挙げられるが健康被害の側面です。
2018年3月にアメリカのミシガン州議会で、5Gのスモールセル導入を促進を目的とした【都市開発を規制する条例改正】を求める法案が提案され、10月4日には、エネルギー政策委員会で公聴会が開かれ、専門家、有識者などが意見を述べました。
その中で、医師のシャロンゴールドバーグ博士は以下のように批判しました。
「5G導入は、有害性がわかっている技術を検査せずに利用することだ」
この批判には多くの根拠が提示されておりますが、ミシガン州では11月にこの法案が可決されるということになりました。
一方、カリフォルニア州のフェアファクス町議会では小型携帯基地局を住宅地に導入することを禁止する条例を採択したそうです。
5Gの健康被害を懸念する団体がありますので参考までにご確認ください。
5G(ファイブ・ジー)= 第5世代移動通信システム のリスク
5Gアンテナ周囲でミツバチが大量死する超ヤバい事態! 人体への影響を訴える研究多数、懸念広がる!
命を削って便利を享受するという狂気
健康被害について日本の主要メディアでは一切説明されていません。
仮にこの健康被害の懸念が事実だとしたら、日本国民は便利を建前にデメリットを知らされずに社会変革を容認させられるということになります。
正に「命を削って便利を享受する」ということになります。
便利とは現在の負担を軽減することに意味があります。
何故、健康を害してまで便利を求めるのか全く意味がわかりません。
そのデメリットを主要メディアや有識者が説明しない理由や報道しない理由を考える必要があります。
私にはこの社会が、自殺と長生きを同時に求めているように観えます。
オズヴァルト・シュペングラーの言葉とおり、文明は自殺に向かうのでしょうか。
オズヴァルト・シュペングラー
「経済が思想(宗教、政治)を支配した末、西洋文明は21世紀で滅びるのである」
西洋のみならず、世界が、ということなのでしょう。
モノとインターネットを使って大衆を監視
前段でIOTの本質として「消費者を管理する」ということを説明しました。
消費者を管理するということは、正しくそれは監視を意味します。
すでに、日本では個人のデバイスに対するIOT監視を政府が行っています。
国立研究開発法人情報通信研究機構法(平成11年法律第162号) 附則第8条第2項に規定する業務の実施に関する計画の認可申請の概要
これはれいわ新選組の山本太郎も賛成票を投じた政策です。
日程第7 電気通信事業法及び国立研究開発法人情報通信研究機構法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)
IOTの実現として重要なプラットフォームとなるものが5Gテクノロジーということになりますが、この上でICマイクロチップの体内インプラントということになれば、人間はテクノロジーに完全に支配され、テクノロジーを管理する人間とその他の庶民に完全に分離することを意味します。
そうなれば、ジョージ・オーウェルの1984年よりも過酷な社会が到来することになるでしょう。
具体的には、生活全般はもちろん思想や考え方、購入履歴や趣味嗜好、などすべてが監視され、通貨は体内のマイクロチップに記録され、そのマイクロチップがなければ食料を購入することもできなくなるということになります。
すでに信用スコアなるものが存在しており、人間のあらゆる要素は数値化されることになるでしょう。
デジタルレーニン主義の社会ですが、その最先端である中国は人権意識が日本に負けず劣らず希薄なため社会実験場となっています。
「デジタル・レーニン主義」で中国経済が世界最先端におどり出た
まとめ
5G、IOT、デジタルレーニン主義、超監視社会の実現つまり
「人類の家畜化」
と表現することはできますが、私のこの書き方は陰謀論ということになります。
現実に5GやIOTを推進する者たちの話を聞くと、より良い素晴らしい社会の構築というイメージで語ります。
聞いてみると、人間が不便を感じることなくAIも含めてテクノロジーと共存し、平等な社会が実現できる、その世界では貧困も格差も是正されると本気で思っています。
早い話、庶民とは「感覚が違う」のです。
彼らは庶民ではありませんから自分たちの立場から物を言います。
お金というツールを使って社会を動かす立場の彼らにとっての素晴らしい社会とは世界にとって素晴らしい社会ということなのでしょう。
彼ら言う素晴らしい世界には私のような庶民は存在していません。
彼らはトランスヒューマニズムや精神転送も視野に入れ不老不死の肉体も手に入れたいと思っていることでしょう。