
今日はマーケティングにおいて重要な「顧客の楽しい、満足」について考えてみたいと思います。
消費者の主観を考える
「顧客の主観」あなたは、どういった時に楽しいと思いますか?
スポーツをしたり、映画を見たり、友人と遊んでいる時など
きっと様々にあると思います。
私の場合でしたら、
ビジネス上の戦略作りに行う議論をしている時や経済政策や経済そのものについて
議論することが非常に楽しい時間となります。私の主観です。
これは正に、人それぞれです。
マーケティングにおいて、この主観である自分の楽しいという主張を
ターゲット顧客に気付かぬうちにしてしまうことが非常に多いんです。
最近目にするのが集客を目的とされているブログでも
自分の趣味嗜好を読者に押し付けてしまうというブログが多く見えます。
どういう事かというと、
例えば私の場合で言えば、芸能人のゴシップやドラマ、
お菓子とかブランド物とかそういった話を伝えられても、
なんとも思わないしつまらないと感じるわけです。
私に何か売りたいと思ったら、経営についての知識やマーケティング、
経済理論など、「私にとって役に立つ」情報やサービス、
こういったものを売る(情報を提供する)べきとなります。
楽しい時は誰でも集中している
また、人が楽しいと感じている時というのは必ず「集中」しています。
例えば本屋さんであれば
おもしろそうあるいは役に立ちそうな本がある→読んでみようかな(手に取る)→パラパラめくる(集中)→なんか良さそう→購入→読む(集中)→面白かった→また行こう→繰り返し
とざっくりこんな流れで顧客は購入に至ります。
本屋で例えていますが、基本的に人間の購買に至る過程は、
厳密に言えば違いますが他の業種においてもさほど変わりません。
購買の行動について細かく知りたければ「AIDMAの法則」
でググってみてください。
したがってマーケティングにおいては、
「顧客を商品に集中させる工夫」
が必要になります。
つまるところ人は集中してる時が楽しいので、
楽しいという感情は過程に集中があるからこそ、
その集中が終わった時に「楽しかった」あるいは「役に立った」と感じるわけです。
充実したとかスッキリしたとかの表現もできますが、どれも集中が過程にあります。
これらを踏まえて、フロントエンドの商品や広告、
集客を目的としたブログなどを構築することが重要だということです。
「顧客の設定の不備」
顧客の反応が悪い、売上が上がらないといった原因は、これだけではないですが「顧客の明確化のレベルが低い」
これが6割7割占めていると私は判断しています。
価値の提供
日頃から私がよく言っている顧客の明確化とは「顧客の主観に合わせた価値提供」を戦略とし、
「集中させること」
を戦術とするということです。
集中のさせ方はコピーライティングだったり、
広告だったり、タイミングだったりと様々な要素がありますが、
これらの正しい解答は、明確化した顧客が教えてくれます。
顧客を明確化してあれば自ずと答えが見えてくるということであり、
顧客のことをどこのどの会社よりも知っていて想ってくれる会社となるんです。
それほど素晴らしい会社は当然顧客から選ばれます。
まとめると、
「”楽しい”には集中が前提である」
「楽しいには、充実や興奮など感情を揺さぶる」という広義の楽しいという意味
「顧客の主観に合わせた価値(楽しい)提供をする」
「顧客に選ばれるためには集中させる工夫をする」
「顧客の明確化で集中させる方法がわかる」
といったことになります。
参考になれば幸いです。