根拠のない情報の蓋然性


ネットにもテレビにも人の噂話にも「根拠のない情報」や「根拠の薄い情報」などは多くあります。

人は人の噂話が好きですし、週刊誌のような芸能人のプライベートネタが売れるのは大多数の人に需要があるからでしょう。

これまでにも「根拠のない情報とされていた情報」が実は「事実」だったということは多くありました。

その噂話や根拠のない情報を言う人間に陰謀論者!だとか、共産主義者!など「レッテル貼り」をして言論封殺をするといった手法も取られていたのです。

この記事では根拠のない情報(噂話レベル)に対してどのように考えるかということを書いてみたいと思います。


根拠のない情報は発信者の意図を考える

結論から言えば情報発信者にとってどのようなメリットがあるかを考えることです。

例えば主要メディアが出す情報にはそのメディアによって「視聴者にこう思ってもらいたい」といった情報操作の意図があります。

それは主要メディアは広告料と視聴率が命ですから、スポンサーの意図に合わせる傾向があります。




そうなることで、視聴者はある事実の限定された側面のみを「真実」だと誤認してしまいます。

前段で説明した主要メディアの論理を知っていればこのような誤認はありません。

逆に知らなければ鵜呑みにしてしまいます。

つまり、その情報を出す者のことを知ることで情報の蓋然性が変わってくるということです。

これを悪用したものが既成事実化の「権威の活用」です。

「事実」はこうして作られる~既成事実化~




あの人が言っているから正しい、テレビが言っているから正しいと”思わせる”ことです。

情報を出すものにどのようなメリットがあるのか?

情報の受け手がどう思いどう考えることが情報発信者にとって都合が良いのか?





こういったことを考えることでその情報の蓋然性が判断しやすくなるのです。

あるジャーナリストが言っていたことですが、

「金を流れを追うことで真実が見えてくる」

のだそうです。


情報の根拠が明確でも油断はできない

非常に陥りやすいトラップですが、根拠が明確でも見せ方ひとつで受け手の印象が変わってしまうことがあります。

過去の記事でこれを説明していますので参考にしてみてください。

数字は嘘をつかないが、嘘をつかせることができる





明確な根拠を提示されているのであれば、その情報の根拠を確認し更にその根拠を調べていくような

情報の掘り下げ」が必要になります。

また、ある情報の根拠を正しいと判断するためにはその根拠について理解する必要があり、最後はいつも言っていますが「自分の頭で考えて判断する」ということが不可欠なのです。

根拠を提示されてもその根拠について理解していなければ「そういうものか」で終わってしまい、仮にその根拠に改ざんが加えられていたとしたら誤った判断をしてしまいます。

疑ったらキリがないと言えばそれまでですが、それぐらいしなければ真実は観えてこないということです。


論戦には根拠は重要

ここまでは「根拠」というものに疑いを挟むような主張をしましたが、それでも根拠は大事なことです。

裁判でも議論でも根拠を明示できなければ「感想」になってしまいます。




根拠とは「いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように」のいわゆる5W1Hを実践することで根拠足り得るのです。

基礎的なことですが重要なことです。

大抵の場合、「言葉の定義を求めること」と「根拠の開示」で論戦などの争いごとには勝つことが出来るでしょう。


情報に惑わされないために

結局のところ自分が当事者であり自分の眼で見たこと以外の情報は100%の信頼などできません。

「情報は発信者の意図を考え、根拠の信頼性を自分で確認し、自分の良心と頭で結論を出す。」

これが主観的にも客観的に確度の高い情報と言えるのです。





大変難しく、難儀なことですが「考えること」をやめてしまうことは即ち「敗北」を意味します。

誰に負けるかは人それぞれですが負けるということは間違いありません。

負けないように生きていくためにまた、勝つために考えることをやめないようしましょう。

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