エンターテイメントを使う説得を考える〜納得を引き出すテクニック〜


過去に以下の記事を書きました。

洗脳はエンターテイメントの顔を持つ

この記事の中では洗脳やプロパガンダにはエンターテイメントの要素があるという主旨で説明しています。

社会を見ていると、このエンターテイメントを利用したプロパガンダや広い意味での「宣伝」は、常に、一般大衆を堕落させる目的を感じざるを得ません。


しかし、エンターテイメントを利用して一般大衆を堕落させることができるなら、この手法を利用して真っ当な方向に社会を修正し、一般大衆を目覚めさせることはできるはずです。


以下の記事も含め、それらを踏まえ「実践」を考えていきたいと思います。

メディアの情報操作手法を公開します

 嘘を見抜く方法~正確な情報の掴み方~

「事実」はこうして作られる~既成事実化~

一般国民が既得権益者から利権を奪うにはどうすれば良いのか?


ターゲットを設定し理解する

例えばB層をターゲットとして、特定の説得を試みようとする場合、以下の方法が有効と言えます。



この分析は小泉政権時に使われた有限会社スリードの分析です。

有限会社スリードはこのB層をターゲットとして郵政改革キャンペーンを展開したのです。



この当時使われた言葉の中に、「小泉劇場」というものがあります。

この戦略の中で重視されたものは、「小泉純一郎のキャラクターを全面に押し出す」、「繰り返し放映」のふたつでしょう。



つまり、ターゲットが政策の細かいところはわからないと判断し政策の中身は触れずにイメージ戦略を重視したということです。


現在の「ネトウヨ」と呼ばれる連中なんかもB層と近いものがあります。

彼らは、戦後史の真実をあたかも知っているかのように言いますが、実態は単なる「反左翼」でしかありませんし、細かい政策の中身は知らず、左翼が賛成することは全て反対といった姿勢で威勢のいいことを言います。

政策の中身を知っているのにもかかわらず何も言わないというなら、「愛国者」ではないでしょう。



ネトウヨが大好きな市ヶ谷で割腹自決を遂げた三島由紀夫氏が絶対反対するであろう与党の政策も愛国者のフリをして賛成し、それに反対する野党を扱き下ろすだけです。

この振る舞いはほとんどB層と同じですね。

ターゲットは、概ね「言って理解する人」、「言ってもわからない人」、「知っててあえてそうしている人」、「上の言うことが正しいと思う人」に分けられます。



言って理解する人をターゲットにするであれば、ブログやYouTube、言論などで事足ります。

言ってもわからない人であれば、そのターゲットに影響力のあるコンテンツを利用することが有用です。

例えば、アニメやマンガ、映画、スポーツ、あらゆるメディア、組織等、こうすることで次の3S戦略が有効になってきます。


上の言うことが正しいと思っているターゲットとは、これはいわゆる組織票を指しています。

若干話がずれますが、こういった場合には、組織のトップに対してアプローチをかけその組織を動かすだけです。

その手法は、かなり際どいものとなるでしょう。

これは対立候補の組織票を獲得する時に絶大な効果を発揮します。なぜなら、対立候補の票が減少した分そのまま自身の票になるからです。


3Sの利用(スポーツ、スクリーン、セックス)

前段で説明した言ってもわからない人というのに対して3Sを利用した説得が効果的と言えます。

というのも、説得とは、対象の「納得」を引き出すための手段なのでこうでなくてはいけないというものは元々ありません。


先ほども例を上げましたが、マンガやスポーツ、映画などのそのターゲットが利用する機会が多い媒体を使って説得するのです。

ワンピース」というマンガは完全に現実世界の真実の一端を表している作品ですし、「進撃の巨人」もそうですね。


最近流行りの「都市伝説」もそうでしょう。

真ん中分けのヘアースタイルの男が視聴者に向かってタメ口でなんか言ってくるあの番組です。

マスメディアが扱う都市伝説に関しては、事実を「都市伝説」として扱うことで、大衆が「事実を都市伝説や陰謀論という「エンターテイメント」として扱ってしまう」ので現実に議論されない空気を社会に醸成させる目的があることは否定できません。



事実を都市伝説として扱う時点でそもそもおかしいのですが、そこに気づく人は実に少ないのです。

いくら言ってもわからない人は最後までわからないものなのでそれは仕方ありません。




また、サッカーや野球というスポーツも実に政治的なスポーツですのでそういった角度から説得すると受け入れやすいでしょう。

3Sを利用するにしても、絶対に欠くことのできない説得の条件というものがあります。


説得は「おもしろく、わかりやすく」が基本

それが、


「わかりやすく、おもしろく」


ということです。

そんなもの当たり前じゃないかということになりますが、非常に難しいことでもあるのです。


”ターゲットの面白いと思うツボ”を把握した上でなければ、わかりやすく伝えることができても、ターゲットからしてみれば「つまらない話」になってしまうからです。


”ターゲットの面白いと思うツボ”を把握するには、相手を知らなければいけませんから、だからこそターゲットの分析が非常に重要ということになるのです。

相手を知った上で「面白い話」「わかりやすく」伝えることが説得の肝です。



経験があると思いますが、わかりやすくて面白いと思った話には、「感情」が揺さぶられます。

そのためには「ターゲットのおもしろいこと」をリサーチするしかありません。



わかりやすく伝えるには、相手のレベル合わせた「例え話」が有効的です。

ガンダムで例える、ドラえもんで例える、ワンピースで例える、野球で例えるといった具合に説得したい相手の面白いと思うことで例えれば、「おもしろく、わかりやすい」の出来上がりです。



他の手法としては、「誤解の利用」があります

数字は嘘をつかないが、嘘をつかせることができるにも書きましたが数字を利用して誤解をさせるやり方があります。


他には、テレビをよく見る人にある一般的には知られていない情報を、


「一昨日、テレビでやってた」


というと、説得力が増します。

民放では絶対に放送しない情報を「テレビでやってた」という言い方をすることで、ターゲットが聞き入れやすくなります。

「テレビ」というのは、地上波もあれば、衛星放送、海外テレビ、インターネットテレビなど様々あるのです。

したがって「テレビでやってた」という言葉に嘘はありません。

そこを詳しく説明しなければ良いだけです。



間違ってもそういったターゲットに「まだテレビなんか見てるの?」などとは言ってはいけません。

嫌われるだけで二度と話を聞いてくれなくなるだけなのでそれを利用することの方が建設的です。

こういったことを繰り返し行うことが重要です。

ヨーゼフ・ゲッベルスが警告したこと〜プロパガンダの天才が危惧した未来〜


まとめ

「ターゲットの理解」

「3Sの利用」


「相手を知っておもしろく、相手のレベルに合わせた例えでわかりやすく」


です。

相手によっては権威的な根拠を明示しない方が良い場合もありますので、説得とは難しいものです。

 

 

企業のプレゼンでも、聞く相手がどのようなものに納得するかを知っておくことは大変重要なことです。

それがわかれば、A4の紙三枚の資料で要点だけ述べるという

ことも可能ですから楽もできます。


これらを観るとマスメディアが行ってきたことが多くあります。

目には目をとは正にこのことです。

不純な動機でこういった手法を使わないことを切に祈るばかりです。


雑談

山本キッド徳郁さんがガンで他界されました。

私の高校時代の友人がお世話になっていたということもあり、実に悲しく思います。

テレビを観ると相変わらず、がん治療をしていて数年後にはステージ4という説明をしていましたが、私はガンで亡くなる有名人がマスメディアで取り扱われる度に、「企業が抗がん剤の広告に利用している」と感じます。

抗がん剤の副作用で「ガン」ができることがあるというのは周知の事実です。

こんなものが保険適用されているイカれた国が我が国です。

過去にある病院のコンサルティングに関わっていた時に院長先生がポロッと本音を言っていたことを思い出します。

「がん患者が増えてくれないと…」

どういうことでしょうか?


私の父も抗がん剤で亡くなっています。

実に悔しく思います。



本当にお悔やみ申し上げます。

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