言われっぱなしでいることにイライラしている人は多くいます。
なぜ、言われっぱなしでいるのかという理由は、
「人間関係で波風を立てたくない」
「自分が我慢していれば丸く収まる」
「目上の人間から言われるのは仕方ない」
が多いようです。(私の主観)
実際、こんな理由がないのであれば、当ブログをすぐに閉じるべきですが、「もう、言われっぱなしは嫌だ」とか「華麗に言い返してギャフンと言わせたい」と思う人は、参考になるかと思います。
言われっぱなしでいること、それを我慢し続けることはなんの解決にもなりませんし、ストレスを溜め込んだ分だけ自分自身を傷つけることになり、言い返さなかったことによるある種の後悔や罪悪感が自分の心を更に傷つけることになります。
”現代の”我が国において我慢は美徳でも何でもありません。
「我慢は美徳」という言葉には、
「強者が弱者を管理しやすいように施した”洗脳”」
と言えます。
かつては、我慢するだけ見返りがあったようですが、見返りのない我慢は「抑圧」というのです。
見返り云々を考えるべきではないと言っても限度はあります。
ブラック企業問題など典型です。
言い返すことで周りの対応が変わったりもします。
私に対し腫れ物に触るような対応になる人もいました。
本当に現金な世の中ですが、無意味なストレスを抱えたり我慢し続けた挙げ句自分が壊れてしまっては、バカみたいです。
私は自分が生きたいように生きるというはじめの一歩は、「言葉」だと思っています。
言葉を自分の意思で発することは思考をも変えますし、生き方も変わっていきます。
なのでこの記事は、「言い返すテクニック」と題して私が使うテクニックやケーススタディのテクニックを書いてみたいと思います。
反撃をするということは自分を大事にするということ
目次
言い返すことを悪いことだと思ってしまう人がいます。
それは、「言い返すことで相手の気持を悪くさせてしまう」と考えてしまうからです。
他には、相手と同じ土俵に立ってはいけないということを教えられ、相手よりひとつ上に立つことで怒らないようにする(自分を殺す)ということもあります。
しかし、よくよく考えてみてほしいのですが、相手の気持を悪くさせてしまうかもしれないから、言い返さないというのであれば、それは相手に対して「テキトーに付き合っている」ということにもなります。
「本気で向き合う相手じゃないから」と自分に言い聞かせている場合もあるでしょう。
相手に嫌われたくないから言い返さないというのも、言い返さないことであなたは”嫌われない”のではなく”甘く見られる”だけです。
言い返したいと思ったからこそ、心にストレスを抱えるわけですから、言い返した方が精神衛生上も良いですし、相手から甘く見られることもありません。
「言い返せる自分に”変わること”」を恐れているなら、勇気を出すしかありません。
他人にも自分にも嘘をついて生きていく情けない人生もまたひとつの人生ですから、クズとして生きていくのも良いかもしれません。
絶対に間違ってほしくないのは、「言い返すことは悪いことではない」ということです。
言い返すことは、「自分の魂を守ること」なのです。
人を攻撃する人間は弱い人間
大前提として知っていただきたいことは、人を攻撃する人間というのは基本的に「弱い人間」だということを理解してください。
弱い人間だからこそ、他者を攻撃して自身の精神バランスを保とうとするのです。
他者を攻撃することで、自分は弱い人間であるということを誤魔化し、自分が他人を従えているという事実を作ることで、自分が強い人間であると思い込みたいのです。
そういう歪んだ精神をもつ人間ですから、それほど真剣に考える必要はなく、同じ土俵に立たずに、ひとつ上から相手を観てやろうという心持ちが必要です。
簡単な言い返し方
「相手の言っていることの前提を覆す」
「オウム返しで気まずくさせる」
「相手の話を先回りする」
「話題をズラす」
「自分の土俵で話す」
「相手のわからない話をして煙に巻く」
「周囲を味方につける」
ひとつづつ観ていきます。
「相手の言っていることの前提を覆す」
というのは、例えて言えば相手の話の腰を折るような、梯子を外すような反論となります。
Aという前提があり、それを踏まえて考えると結論はBになるという理論だとしたら、「そもそもAという前提が非現実的である」とか、この場合であればAという前提は成立しないCという前提が的確であるといったように相手の話を根底から覆すのです。
当然、前提が変われば結論も変わります。
そうすることで、不毛な議論へ誘導することができますので、タイミングを見て不毛な議論であることを相手に伝え、自分の土俵に持ち込むというやり方がベストでしょう。
「オウム返しで気まずくさせる」
何かにつけて嫌味を言ってくる輩という者がいます。
そういう者には、オウム返しが効果的です。
例えば、
相手「ほんとに君は時間を持て余しているね」
と暗にヒマ人と言いたがってる人に対して、
自分「時間を持て余すとはどういうことですか?」
とオウム返しをすることで、相手がひるむのです。
この場合、相手は、「持て余す」の違う言い方を試行錯誤するでしょう。
「ヒマ人」と言いたいところを「持て余している」と表現したのに、ヒマ人と言わされる状況に追い込まれるなど普通は想定外でしょう。
ヒマ人と言われれば、それは悪口ですからパワハラだなんだと責めれば良いだけです。
オウム返しはこのように使えます。
仮に、相手がうまい返しをしてきたとしても、何度もオウム返しを繰り返せば勝手にいなくなることでしょう。
「相手の話を先回りする」
何度も同じ話をする人がいます。
酒の席などでよくいる年配の酔っぱらいです。ちょいちょい人の悪口も絡めてくるので鬱陶しいのです。
こういう人の話は、先回りして話す気をなくさせることが効果的です。
例えば、前にも同じ話を聞いたという場合に相手が話し始めた時、
相手「~っていうことでそれからね、、、」
自分「それからこうこうこうなるんですよね?」
といったように相手の話を先回りします。
ついでに、「5回目です」とか回数も言っておくとバッチリです。大抵の場合恥ずかしがって黙り込みます。
こういった感じで相手の話を封じ込めます。
相手に気に入られたい場合は、それからこうこうこうなるんですよねと言った後に
「私Aさんのその話、本当に大好きなんです!もう一回してください」
とでも言っておけば良いです。
「話題をズラす」
これは最もよく使われていると言っても過言ではありません。
重要なのは話題をずらす時の枕詞、前置きです。
「いずれにせよ」
「ところで先日のあの件ですが、緊急なので~」
「ところで」
「その話で思い出しました!失礼します!」
「てかさあ」
といった言葉を使ってできる限り「自然な感じ」で話題を逸らすことです。
変にカットインしてしまうと変な空気になるので気をつけてください。
「自分の土俵で話す」
相手の話に乗らず自分のペースに巻き込み、話題も自分から相手に振ってしまえば、結果は、相手が自分から離れるか、相手が自分の土俵に乗っかてくるかのふたつとなります。
自分の土俵というのは、言わば100%勝てる場所、孫子の兵法で言えば、「地の利」と言ったりします。
ひとことで言えば
「勝ちやすい場所で戦え」
ということになります。
「相手のわからない話をして煙に巻く」
相手のわからない話をするというのは前提に、あなたがある程度堅い学問を知っておく必要があります。
その学問は、権威的な学問のことです。
例えば、
「法律」「経済学」「MBA」「自然科学」「金融工学」など堅い学問。
などのいわゆる一般的には、高尚な学問とイメージされている分野です。
例えば以下のようなことを鬱陶しい人に言われたとします。
鬱陶しい上司「たまには何か仕事で役に立つ本は読んでみたらどうだい?」
「仕事で役に立つ」必要はないのではないかと、私なんかは思いますが、こういった人は多くいます。
こんな時は、知識を利用して答えるべきです。
特にビジネスマンの方はMBAは宗教的と言っても過言ではないので知っておくことは有益な学問と言えます。
返答としては、
「そうですね~。最近は企業経営理論を勉強しています。ドラッカーはもちろんですが、カーネギーや松下幸之助も参考になります。ですが、今自分に必要な知識とすれば、マーケティングが重要かと思いますので、ジェイ・エイブラハムを繰り返し読んでいます。」
など適当に西洋人の名前を出しておけばころっと信用してしまうのが日本人のビジネスマンなので、真剣に考える必要はありません。
こんな感じでやってみてください。
「周囲を味方につける」
これは、相手から嫌味、罵倒された時に
「頭が悪いってどういう意味ですか!?」
「時間が余っているってどういう意味ですか!?」
と、周りに聞こえるように返答することで、嫌味を言われた事実を周囲にいる人間に記憶させることです。
こうなると、相手方の真意など関係なく、「嫌味を言った人」という事実だけが残ります。
あまり良い方法ではありませんが、相手がひどい人であればあるほど効果的です。
まとめ
あっさりとした記事ではありますが、いかがでしょうか。
普段、こういったハウツー系の記事はあまり書かないのでうまく伝わるかどうかわかりませんが、この記事の目的は、
「言われっぱなしの人が言い返すという行動を行うことで、人生を良い方向に向かう一助になれば良い、あるいはそういう人がこれらの手法を知ることで、少しでも悪い方向に進むスピードを遅らせたい」
ということです。
普通に、平和に、周囲に一定の敬意をもって接しておればそれほどトラブルはないはずですが、そうさせてくれない人間が存在する以上、知識を持つことは大切なことです。
お役に立てれば幸いです。
雑談
先日、ワールドカップで盛り上がっていた裏でTPP関連法案が成立しました。
TPP成立に加え、水道民営化も可決しました。
さらに、RCEP、FTAAP、日米FTAが実現すれば、正に、富裕層の求める、ニュー・ワールド・オーダーがほぼ完成と相成ります。
それは裏を返せば、実質的に我が国が亡国してしまうということです。
移民に反対している識者ですら、TPPについてはだんまりを決め込んでいましたし、TPPはアメリカさえいなければ大丈夫という論調も垣間見えましたが、果たしてそうでしょうか。
この読売新聞の社説を見ると、本当に思考が硬直して常にグローバリズムは善であると狂信的な印象さえ受けます。
この社説の中には、「中国を牽制」とか「 身勝手な米国に対抗する観点からも、TPPの役割は大切だ。」と書いてありますが、何を言っているのかさっぱりわかりません。
国際協調というのであれば、反グローバリゼーションとなるのが普通の発想ですか、我が国のマスメディアをはじめ、エスタブリッシュメントは日本語も正しく使えなくなっています。
さすが、簡単に英語化を推進する民族です。
大体、我が国は中国を牽制できるような立場には既にありません。
中国人に北海道の水源を購入させている時点で、このような「牽制」なる言葉は欺瞞でしか無いのです。
我が国は内から破壊されていっています。
米国に対抗するなんてのも、言葉遊びに過ぎません。
戦後からこれまで、日本が主体的に米国に対してモノを主張したことがあるのでしょうか。
主張した人間は失脚し、主張しなかった人間は安泰している事実ぐらい検証してほしいところです。
米国の属国であることを認められないわんぱく坊主のような印象です。
この程度の認識しなかないものだから、新聞は買われなくなるのでしょうし、亡国に向かうのでしょう。
このままでは、日本人が移民として世界に散り散りになるか、大多数はいなくなってしまうのではと心配しているところです。
松本智津夫をはじめとするオウム関係者7人が1日で一挙に死刑執行されましたが、本当に恐ろしく思ったのが、死刑執行をマスメディアが実況中継のように報道していたことです。
本当にまるで公開処刑を見ている映画のような感覚で吐き気がしました。
参考
経験