ジョイント・ベンチャーの有効性〜提携の強み〜

こんにちは。

今日はジョイント・ベンチャーの有効性 〜提携の強み〜についてお話します。

 

ジョイントベンチャーとは、いわゆる”提携”のことです。

建設業界でも、JVといった表し方をしていますね。

 

業界によって多少定義が変わるようなので、ここでは、

マーケティングにおいてのジョイントベンチャーについてお話します。

 

ジョイントベンチャーの意義

 

ジョイントベンチャーの意義とは、自社の強みと提携先の強みを活かす目的で行われます。

あるいは、自社の弱みを提携先の強みで解消するといった目的もあり得ます。

 

例えば、ネイリストがお金を一切かけずに銀座にお店を出したいと考えた場合はどうでしょうか?

 

銀座は世界有数の不動産価値の高い地域です。

実際にそんなことが可能なのか?

ジョイントベンチャーの例

候補として以下の様なことができます。

どこかの美容室、サロンなど女性が美を整えるお店での”間借り”ができるはずです。

考え方としては、

間借りさせてもらうサロンなり美容室なりの

女性の待ち時間などの問題を解消するような提携先のメリットを考えだし

、提携を促すといったイメージです。

 

間借り交渉で重要なのは相手のメリットを優先させること、業界を限定し過ぎないことが重要です。

この場合、お金を一切かけずに銀座に店を出すというベネフィットを得られるわけですから、

ある種、提携にかかる細かい費用は広告費として考え、

そこでファンを集め、予め用意した実店舗に誘導する。

こんなイメージですね。

 

また業界を限定し過ぎないことによって、

新たなサービスが発生したりもしますし、

業界ごとに様々な常識を持っていますので、

業界に縛られれてると視野が狭くなりがちなのです。

 

提携の契約に際し、取り分や時間など細かい取り決めをするはずですから、

できるだけ提携先のメリットを作ってあげましょう。

 

ジョイントベンチャーは費用をかけずに互いのシナジー効果を期待できる有効な手段ですので、

是非、考えてみてください。

 

投資家は

お金がなければ、あるところから引っ張ればいい

とよく言います。

こういった柔軟な考え方がマーケティングには重要です。

 

 

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