文化破壊と自由貿易~鶴齢と正月料理~


先日は正月休ということもあり、友人達と自宅でおせちや雑煮、鮨などの正月料理を食べていました。

特にこれといった趣味のない私は、友人と会話を楽しみながらの飲み食いをすることが唯一の楽しみとなっています。


当日は、日本酒やワイン、ウイスキー、ブランデーなど様々用意していたもののなんだかんだ日本酒に終始していました。

年始めのお酒ということで、我が新潟県の酒を飲もうと買ってきていたのでした。


家内が精を出して作ってくれた正月料理と酒をたらふく飲んで楽しんでいたものの、その二日前にはTPPが発効されていたことを考えるとこの楽しさはいつまで続けられるんだろうとか、美味い日本酒もおせちという文化も消滅してしまうのではないかと考えていました。


鶴齢という日本酒

 

 

鶴齢という日本酒は新潟県魚沼市の青木酒造さんが作られている日本酒です。

青木酒造株式会社

鶴齢と一口に言っても、芳醇、辛口、純米吟醸、純米大吟醸など様々あります。

私が飲んだのは写真の純米吟醸です。

正月ということもあって少し奮発したのです。





因みに純米吟醸とは精米歩合60%以下の白米、麹歩合15%以上でアルコール添加をせず、吟味して製造したものとされています。

引用:【 日本酒の種類について 】初心者にも分かりやすく一覧で解説!

味わいとしては、お米の香りがしっかり残っており甘く、まろやかな印象でした。

鮨やお造りには実によく合います。

御節については今回、三段重のものを選びましたが、最近の御節は添加物が多いのか食べるとやけに甘かったり、具合が悪くなるようなことがあったので、無添加のものを選んでいます。

御節の起源や文化については諸説あるようなので以下のブログでも参考にしてみてください。

「おせち料理の意味ってなに?」おせち料理の意味と由来、ルール

おせち料理の起源と歴史




このような御馳走もお正月ならではです。

正に日本文化と言えるものですが、日本のこういった文化が単なる「ビジネス」になる、あるいはこういった慣習そのものが「形骸化」もっと言えば「消滅」する可能性があるのが、TPPやEPAなどのいわゆる「自由貿易協定」なんだと感じたところです。


文化を破壊するルールの統一化

自由貿易協定というのは、「他国とのヒト・モノ・カネの移動に関する取り決め」であり、それを”条約”といいます。

その条約は、日本の場合、憲法を始めとする国内法よりも上位にあるためその自由貿易協定そのものが、憲法を超越してしまうこと、更にTPPに関しては黒塗りの文書で国民には非公開ということなので、国民の知る権利も侵害しています。

この手の自由貿易協定が憲法違反であることは言うまでもないことではありますが、問題はこういったグローバリゼーションが進行することで、国家よりも企業が上位の立場となることです。

グローバリゼーションとは企業が国を選べるという見方ができますし、ここにグローバリゼーションの本質が観えてきます。

参考:

グローバリストにとって「保護主義」とは「自由貿易」のことである

グローバリゼーションって憲法違反じゃね?

グローバリズムの果てに民主主義が破壊される

新自由主義と共産主義の作り出す未来〜優生学は現代に存在する〜

「自由」の独裁が始まっている〜誰かの自由は誰かの不自由〜

企業が国家よりも上位の立場になるということは以下の懸念が考えられます。

「国家が主に財界の献金でコントロールされる危険性」

 

「マスメディアが財界の意向を汲む”財界の広報”となる危険性」

「財界の目的を達成させるために政治が動くので与野党の対立はプロレス、自作自演と化す危険性がある」

財界が政治をコントロールしている

例えば、立憲民主党のホームページを御覧ください。

 


 

立憲民主党ー基本政策以下引用

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自由貿易体制の発展にリーダーシップを発揮し、多国間・二国間での経済連携については、日本の利益の最大化を図ります。

国際的な人的・物的交流が円滑に行われるよう、経済社会活動の基礎となる法整備を進めます。

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枝野代表はTPP11に反対してると言うものの、立憲民主党の基本政策を見る限り、自由貿易協定は既定路線であるということが暗に記載されています。

政権与党は言うまでもなく、グローバリズム政党です。

その他の政党も同じく、グローバリズムに反対している政党はありません。

政策上、「移民反対」とか言っていても、これは一見反グローバリズムの政策に観えますが、裏では外国人技能実習制度の拡大法案や入管法改定、国家戦略特区の推進をすることでグローバリゼーションに寄与したりもするのです。

現政権で明確になったかと思われます。

今回、水道民営化法案や入管法改定が報道される中、「日欧EPA」については全く報道されることはありませんでした。

 


これらのことから、以前以下の記事で書いたように財界の大きな目的、つまり「世界統一市場の実現」が大きな目的であり、与野党共にこの大きな財界の目的を隠しながら、それに触れないように、互いに寸止めの殴り合いをやっているように見せているということです。

端的に言えば、


「世界統一市場を目的とした、グローバリゼーション大政翼賛会が日本の政治を動かしている」



ということになります。

もちろん財界が上位に君臨しています。




これらは、財界が定める市場ルールを統一化することによって全世界が同じ条件で「ヒト・モノ・カネの移動についての取引」がされるということです。

財界主導のルールの統一化ということは、財界が自由貿易参加国で交渉力の強い国を経由して献金やロビー活動などの影響力を発揮することになります。

よく「日本主導のTPP」とか「国益を重視する貿易交渉」という言葉は全て、”財界の利益の実現のための”と言い換えることができます。

企業は利益追求を目的とした組織です。

その国の文化など眼中にありません。


その文化がビジネスになるか、ならないか”、それしか企業の物差しはないのです。



私はこの御節もいずれは遺伝子組換え作物をベースに作られるようになるでしょうし、日本酒の原料である米もそうなるだろうと考えています。

消費者利益」というキーワードで消費者は更に安い物を求め、それに企業は応じていき、現在よりも拡大するであろう添加物の認可が財界主導で規制緩和されていくのです。


文化の消滅」とは、その文化を共有する人間の思想やストーリーが分断し、その文化そのものの形骸化から始まり形もなくなっていくことです。

要は、その文化が一見存在しているように観えても中身はスカスカで、その文化の根源や起源、イメージが単なる「商品」というイメージで統一されるということです。




正に唯物論的考え方ですが、このままいけばそうなるでしょうし、グローバリズムは新自由主義であり、また共産主義です。

新自由主義と共産主義の作り出す未来〜優生学は現代に存在する〜

その考え方を「サタニズム」だったり「タルムード思想」だったり「悪魔崇拝」と言ったりもするのです。

世界一の金融センターであるウォール街は共産主義者の街です。

ウォール街金融資本が作り出す歴史構造 アントニー サットン ~左翼右翼の対立、戦争etc~ー日本を守るのに右も左もない





もちろん、資本主義における環境でエコノミックアニマル達の活動が突き詰められれば共産主義が実現します。

ソ連崩壊で共産主義者が元気になったと言われる所以はこういったところにあったりするのです。


着実に共産主義社会へ進んでいる

現実に共産主義社会へ進んでいることは確実です。

ここで言う共産主義社会とは、ジョージ・オーウェルの「1984年」のことです。


マイクロチップが人間の体内に入り、通貨が全て電子マネーという環境になればそれは、現実は小説を超えたということになるでしょう。


人間がロボット化し、ロボットがニンゲン化していき、最終地点が支配者層の為の、



「美しい世界」

 

なんだろうと感じるところです。

私の話が飛躍しているように感じるかもしれませんが、現実を説明しているに過ぎません。

現代が個人の「人間らしさ」を奪おうとしている時代であることをぜひ知っていただければと思います。

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