今日は、「説得力の上げ方」についてお話します。
ビジネスにおいて「説得力」というのはビジネスの結果を左右する要素です。
人によって、何故か説得力があったりなかったりします。
説得力のある人自身に素晴らしい肩書があるとか、
偉大な実績があるとか、別にすごいわけではない場合にも
説得力のある人はあるという印象になってしまうのが現実です。
何故このようなことが生まれるのか?
「この人の言っていることは正しいと思う」
「なんかこの人の話はうまくいくような気がする」
なんの根拠もなくこのように感じてしまう
説得力のある人とない人の差は一体何なのでしょうか?
説得力は自分への自信が前提である
実は以下のことを守れば誰でもできます。
「絶大な自信を持って話している」
「抽象的な話と具体的な話を交互にする」
心理学上のハロー効果などは無視し、
話し方のみに焦点を当てるとこのような特徴が見えてきました。
説得力のある人は話す時に100%の自信で話してきます。
この相手の自信に圧倒され、結果「説得力がある」と感じてしまうのです。
この相手の自信を崩すには、自分の知識量をベースとした
ツッコミ力が必要になります。
これは、詐欺師も多く使う手法でもあるので、
やたらと自信満々な人間の話には注意しましょう。
イメージと数字
次に抽象的な話と具体的な話を交互にするというのは、
言い方を変えれば「イメージと数字」を使うということです。
何かを売りたいと思った場合に、
「この商品を使えばあなたもこのような結果になる」
とアピールした上で、
「何故そうなるのかを数字で表す」
これは、数字に間違いはないという意識が人間にあるからだと思います。
そんなことないんですけどね。
よくある売り文句は、
「87%の女性が実感!」とか、「満足度NO,1」のようなものです。
インターネット上にあるキラーページと呼ばれたりランディングページと
呼ばれたりするセールスページには、大抵このような数字を使った、説得をします。
数字の使い方としては、比較してみたり推移を見せてみたり、
いずれにしても説得する側にとって有利に働く
「数字の見せ方」
というものが存在します。
これは、博士論文なんかにも使われていると私は感じています。
「Aという結論にする」
「Aという結論になるような証拠を集める」
「その証拠には数字やグラフを使う」
「他の原因の可能性は想定しない」
つまり結論ありきで、
その結論を自然に導き出せるような証拠を集め、
論理を構築するということです。
まあそれが論文と言われればそうなのかもしれませんが…
数字の見せ方は説得力を補完するためには実に有効な手段です。
以上、二つだけでも十分に説得力は増します。
自信を持って話すということはあなたが自分の提供する
商品やサービスに対しても自信をもっていなければなりません。
また、自分に自信をもたなければいけません。
起業したり、自分ひとりでビジネスをする時点で相当な勇者ですし、
2割の人間ですから溢れ出る自信を持ってください。
余談ですが、人の説得力を観察している当時、私は、その人の話が説得力があるかないかを確認するため、話の内容はそこそこしか聞いていなかったことは、非常に申し訳ないと思っています。
参考になれば幸いです。
ありがとうございました。