ジョイントベンチャー(提携)をするにあたって、大事なことを書こうと思います。
それは、
「JV相手と組む基準を設けるべき」
ということです。
提携はあなたと好きな人と
目次
私も、これまで仕事の中で多くの方とお会いし、
その中で、JVパートナーとして組んだ方もいました。
今ではもう会うことも無いだろうと、JV解消になってしまった方もいます。
その経験から、私はJV相手を決める際にいくつか基準を設けています。
それは、
「この人と組めば儲かりそうを理由に人とは組まない」
儲かりそうな人と一緒に仕事しても意外と儲かりません。
そもそもJVの目的は、互いの強みを活かし合うこと、互いの弱みをカバーしあうことです。
大抵の場合、良いように使われて、契約更新しない形で終了します。
ジョイントベンチャーの基本は対等であることなので、
どちらかが相手に依存してしまえばバランスは崩れてしまいます。
「礼儀礼節ができていない」
基本的なことですが結構できてない人っているんです。
どこかの経済誌に載ってるビジネスマナーの基準はどうでもよくて、
しっかり挨拶ができるとか、ありがとう、ごめんなさいが言えるかとかそういった基準です。
「気遣いが限度を超えてできない」
前に書きましたが、目的は互いの強みを活かし合うこと、互いの弱みをカバーしあうことです。
気遣いがお互いにできなければ、この目的は達成できません。
「店員さんにタメ口且つ、横柄」
論外です。
時々、ファミレスとか居酒屋で見かけますが、みっともないことこの上ないと感じます。
こういう人はいずれ「俺は客だぞ」と言い出します。
そんな人とは一緒にいたくありません。
「持ち物が異常に高価でそれをひけらかす」
これは、儲かってるアピールでチヤホヤされたいと思っている心理の行動です。
モノはモノです。価値は私が決めます。
誰でもそうですが、モノの価値は主観によります。
やれ、フェラーリだとか、フランク・ミュラーだとか、
ルイ・ヴィトンだとか興味のない人には価値はありません。
まあ多くの成功哲学関連の書籍に書いてある
「ステータスの演出」をされてるのでしょうから、「演出」ぐらいに受け取った方が無難でしょう。
私は印傳とトヨタが好きです。時計は自分らしいを基準にダサくなくです。
「うっとしいほどの人脈アピール」
こういう人に限って人脈があったという試しがありません。
その場で「今連絡取れますか」で一発で見破れます。
そもそも、人脈アピールをする人というのはその人に能力がないと自分で思っているからこそ有名な会社の名刺や、有名人の虎の威を借りてカバーしてるに過ぎません。正直バレバレです。
それに人脈とは自分が困っている時に助けてくれる人だから人”脈”なんです。
人脈というのは、自分が成長すれば勝手にできるものだと感じますし、実際そうでした。
私は、大事な人ほど紹介には慎重になります。
そんな大事な人を初対面の人間にひけらかすこと等、
考えられません。
私にもたくさんの太いパイプがあります。
どこにも繋がってませんが笑
「食事を残したり、好き嫌いがやたら多い」
これも私にとっては論外です。
幼少期に言われたはずです。
「残さず食べましょう」と。
アレルギーや中国などのちょっと残すのが礼儀という文化なら構いませんが、日本に生まれ育ってるのにも関わらずそれができない。
できないだけならまだ良いですが、その年まで直そうとしないことが私には考えられないのです。
「言質を取ろうとしながら、話を進めてくる人」
これは、よく暴力団や弁護士等の人間がやる交渉術のひとつです。
「この前Aって言いましたよね?だったらBってことですよね?」
Aの部分に若干の嘘を入れてきて、Bは自分に都合のいい解釈で話を進めてきます。
よく交渉術の書籍などに書いてあることです。
交渉術としては正解ではあります。
相手が敵ならやるべきでしょうが、
これから協力して仕事をしていこうする相手にすることではないはずです。
いかがでしょうか?
これは、あくまで私の主観と経験則です。
これらに当てはまっても、素晴らしい人はたくさんいると思います。
重要なことは、基準を設けるか否かです。
JV相手を決めるときには、基準をしっかり設ければ私のような失敗はしないと思いますが、
参考にするもしないも、あなた次第です。
是非、この基準について考えてみてください。
ありがとうございました。