我が国の現状や、自分が今置かれている状況、対人関係などふと「なんかおかしい」と思ってみたり、「自分は良いように使われているんじゃないか?」とか考えてしまうことがあると思います。
それまで信じていたものに疑いをかけるということは非常に勇気のいることですし、考えない方が楽であったり、仮にそのおかしいことが明らかでもそれを認めようとしない認知的不協和といった心理効果も発生しがちです。
しかし、目の前のことを素直に真っ直ぐに見ることをしなければ感情に流されるだけの哀れな人間となってしまいます。
むしろ相手はそれを狙っているかもしれないし目的であるかもしれないと考え、それを前提に行動を起こさなければ自分が被害に遭ってしまったり、被害に遭っていることにも気付かないまま時間が過ぎていくことでしょう。
おかしいと思う時はいつも直感
目次
あなたがなんかおかしい、なにか変だなと思う時はどんなときでしょうか?
私がそのように感じる時は常に直感という違和感を感じます。
いつもと同じことをしているのにふと、考える時それがあなたの良心や倫理、道徳を前提とした違和感です。
例えば最初から犯罪を行っているという認識があれば違和感もなにもなく、その場合ただただ罪悪感が麻痺し何も感じずにその活動を繰り返していくことになります。
まさに「洗脳」という状態です。
洗脳とは洗脳を受ける側が洗脳を仕掛ける側に疑いを感じないようにするための「作業」と言えます。
無論、それは「教育」という言葉にすり替えられて運用されますが、我が国の教育や企業の新人教育などを見ていても、思考力を養うというよりかは「暗記」、「反復」に重点が置かれていることから、そこには「教育する側の論理」が働いているということになります。
ここまでくると、簡単に違和感を感じたりすることもなくなってしまい、あったところで「まあいいか」とか「どうでもいいや」となってしまうことになるでしょう。
まして、それに気付いたところで生活がかかっているとなるとそうそう行動に移すことはできません。
このように人は知らず知らずのうちに十字架を背負っていく場合があるということです。
当たり前のようにに正しいとされていることを疑う
例えば、明治維新は素晴らしかったとか、既得権益は悪とか、借金=悪、金融緩和すればインフレになる、太平洋戦争は日本の侵略戦争だったと言ったようなイメージ先行の言葉や出来事は、よくよく調べてみれば、絶対的に正しいとは言えないと思うことが多々あります。
例に挙げた明治維新にしてもそこから近代化したということですが、徳川幕府としてみれば維新志士達はテロリストであって、今で言う革命ということになるでしょう。
その時代背景なども調べれば維新志士側に外資が入っていたりとところどころ腑に落ちない点も散見されます。
借金=悪にしても、借金をすれば必ずその分の負債とその分の資産に分かれます。
借金してギャンブルして溶かすなんてのはアホの極みですが、企業は借金つまり負債を抱えて事業を大きくしていきます。そもそも資本主義経済は誰かが借金をしなければダイナミックな資本主義は生まれません。
また、仮にミクロの視点で言えば事業を借金して潰してしまったところで、その借金は誰かの所得になっているはずですから、それだけでもデフレ経済の我が国では社会貢献をしているということになります。
私は個人的には銀行のお金は別に踏み倒しても良いと勝手に思っています。
銀行は金貸しです。
彼らの行う「信用創造」とはお金を発行することですが、銀行に対する多くある誤解で「銀行は預かったお金を貸し出しに回して利ざやを稼ぐ」と言われています。
実際は、銀行に対する資金需要があった場合に返済可能と判断したとして銀行が行うことは、
「通帳の残高を書き換える」ということをしています。
その後は勝手に債務者が返してくる。
こんな楽な商売はないかと思います。
このように一回、普段全く疑っていなかったものを改めて考え直してみると、新しい発見があるので身近なモノから試していくことをオススメします。
お金の流れを調べる
お金の流れには感情的なものはほぼ排除されますので、正確な情報を知りたいときには非常に有効な手段です。
視点を変えて同じものを見れば見え方が変わる
当たり前ですが、物事には360度の側面があります。
教科書的にこれが正しいとされていることでも、それは単に支配者側にとって都合がいいことを教えているだけに過ぎないということもあり得ます。
例えば自民党は政権与党ですが、自民党ができた経緯というものを調べてみると面白いことがわかります。
以下引用https://ja.wikipedia.org/wiki/3S%E6%94%BF%E7%AD%96
第二次世界大戦終結後において米 CIA のスパイであり協力者(エージェント)であった正力松太郎 ( コードネーム PODAM または POJACKPOT-1 ) 、読売新聞 ( コードネーム POBULK ) 、日本テレビ放送網 ( コードネーム PODALTON または KMCASHIER ) 、朝日新聞社の緒方竹虎 ( コードネーム POCAPON ) 等のリストが 2007 年に米国の情報公開制度で公開された。
( つまり読売新聞と日本テレビと朝日新聞がずっと米 CIA の手先であったという重大な事実が、この時ようやく、日本社会でも白日の下に晒された。 )
トルーマン ・ドクトリンによってアメリカは、それまでの孤立主義から 「 積極的な共産主義封じ込め政策 」 に転換し、伝統的な外交政策 ( 戦争 ) から 「 悪質な心理戦争を行う国 」 へと変わっていった。
戦略家のガブリエル・コルコはアメリカがベトナム戦争での失敗を契機に、大規模な戦闘という事態を避ける為に低強度紛争としてソフト・パワーを用いた情報戦を軍事戦略の中枢に置くようになる課程を紹介。
この戦略が最も成功した例が日本であり、各種の工作は日本支配のための
「 軍事戦略であり戦争であった 」 と述べた。
1、アメリカを絶対に支持し、アメリカに服従する政党と政権を他国に成立させ、そのための資金をアメリカが提供する。
2、この買収資金は、アメリカの税金ではなく、他国でアメリカが麻薬を密売した利益を提供し、アメリカが経済的負担を負わない方策を取る。
3、マスコミ操作を通じアメリカが常に「善」であると他国の市民を洗脳し、アメリカを批判する言論をマスコミに「登場」させない。アメリカ映画、音楽を大量に流し、アメリカが「すばらしい」国だと連日宣伝する。
4、学校教育においては、丸暗記中心の学校教育で思考能力を奪い、アメリカへの批判能力を奪う。
5、教師への絶対服従を学校教育で叩き込み、「強い者=アメリカへの絶対服従」を「子供の頃から身に付けさせる」。
6、逆らう言論人、ジャーナリストは、そのジャーナリストのセックス・スキャンダル等をマスコミに流し失脚させ、必要であれば軍の諜報組織を用い、事故に見せかけ殺害する。
7、他国の食料、エネルギー自給を破壊し、米国に依存しなければ食料、エネルギーが入手出来ないようにシステム化し「米国に逆らえないシステム」を作る。
( 上は、ガブリエル・コルコ 『 第三世界との対決 : アメリカ対外戦略の論理と行動 』 原タイトル『Confronting the third world』 筑摩書房 1992年 からの引用である。 )
以上のことは
洗脳はエンターテイメントの顔を持つという記事でも書きましたが、自民党はCIAの資金で作られた政党だということです。
「真の悪は善に見え、真の善は悪に見える」
私は人生の中でこの言葉をひとつ悟ったような気がしています。
非常に逆説的なんですがこれは真実だと確信しています。
目に見えるものの中には見えていないものも多くありますので、見に見えるものだけを信じず、意識を拡げて物事を観ていくと新しい発見もありますので、是非試してみてください。