なぜ大衆は目の前にある危機を正しく評価できなくなったのか?

なぜ大衆は目の前にある危機を正しく評価できなくなったのか?

※当記事は2021年6月20日にnoteに投稿した記事です。

街を歩いていると、マスクをしている人が99%です。最近は暑くなってきたので割と外している人も増えているように見えます。

走っている人もマスクをして、自転車に乗っている人もマスクをして、3歳にも満たない子どもにもマスクをさせているところを見ると辟易しますが、そもそもなぜ、日本人はこんな行動を取り続けるのでしょうか。

また、謎ワクチン接種自体も、「治験」、もっと言えば「人体実験」だと言われていても、さらに副作用の症例も公表されたり報道されたりしていても、自ら率先して「社会のために」とか「他人のために」といった理由で、自らの身体を破壊するかもしれない薬剤を接種し、それを子どもにまで強要する空気を作るこの国の大人の思考は一体どのようになっているのでしょうか。

当記事ではこの辺りを考えてみたいと思います。

システムの弊害

日本は民主主義システムを隠れ蓑にした資本主義システムであり、概ねあらゆる活動が利益のために行われています。
その資本主義システムの末期とも言われる現代は、共産化への道筋を如実に示し、それがデジタルレーニン主義といった支配層の超監視社会への渇望と意向が、スーパーシティ法案や信用スコア、マイナンバーなどと連関しています。

このシステムの要諦は、「分断統治」「優生思想」を根幹とした支配システムです。

人は生まれながらにして平等であるという嘘、誰もが職業、性別、生まれなどで差別されないという嘘、機会の平等という嘘などあらゆる欺瞞を、「民主主義」、「自由と平等」という言葉で、大衆を煙に巻いています。

政治家は民主主義システムという「体裁」のもとで作られた手続きによって、「代議士」という称号を手に入れ、それまで資金を提供してきたスポンサー、支援者のために政治を行い、法律を作るということになっています。

日本は政党制を採用しているわけですが、この政党もすべてAチーム、Bチーム、Cチームとカテゴライズされているだけに過ぎず、真に国民にとっての重要な法案については、「合意されている事項」としてスルーされていきます。

一言で言えば、与野党グルということですが事実、自由貿易協定の問題、ワクチンの問題、デジタルレーニン主義の問題など「これには触れません」といった意思が明確になっています。

資本主義を下部構造とする民主主義ではこのようなパラポリティクスが必然的に行われるのでしょう。
システムという大枠で考えるとこのようなことが言えます。


教育

欺瞞的システムの中で、日本人は画一的な教育方針にしたがって、「義務教育」という教育システムによって、「自由、平等、民主主義」を学びます。

良い学校に行こう、良い仕事に就こうと勉学に励み、勝つことが全てとなった「勝ち組」が人間性を失ったエリート(官僚、医師、弁護士、政治家、大学教授など)となり、エリートの思想の下、社会を運営していくようになります。そして、それを支配するのが大企業、多国籍企業になります。

現在の教育システムで優秀な成績を残した者が大企業に就職し、官僚を天下り先や接待で動かし、献金で政治家を動かし、研究費で学者を動かし、委任報酬で弁護士を動かします。それができる人間が「優秀な社員」として出世していくことになります。
順調に出世した人間が、それまでやり方を変えることはできるでしょうか?

一方、なんとか就職できたという人間もいるでしょう。
そのような人も懸命に日々の仕事をしているということでしょうが、その仕事は生活の基盤です。

エリートも一般人も現在の生活を守ろうとする意識があるでしょう。出世したいといった向上心もあるでしょう。
その意識は、人間としての正義よりも、仕事の正義、組織の正義を優先させることになるであろうことは想像に難くないところです。


マスメディア

そして企業はマスメディアを広告料で動かします。
株式会社であるマスメディアはスポンサーに忖度し、アンテナを借りてる総務省に忖度し、政府に忖度し、米国に忖度する「放送」を繰り返します。

その「忖度された放送」がプロパガンダ、情報操作、印象操作、3S報道、といった型となりました。

愚劣なバラエティ番組を垂れ流し、視聴者の時間と思考を奪う洗脳、誘導装置として機能するマスメディアは、ハーメルンの笛として現代社会に君臨しているのです。

マスメディアの情報を「情報として」心底信じている者は、思考を奪われた人間しかいません。
ましてやエリートがマスメディアの情報を信じていることはあり得ません。

テレビの使い方とは、

・広告技術の確認

・洗脳技術の確認

・誘導の方向の特定、推測

・圧力の方向性の確認

ですが、こんな見方をする人間は人口の1割程度でしょう。

過去の教育、テレビの洗脳、日々の仕事のストレスから、人は無思考になることを求め、ストロングゼロなんかを飲み、安い添加物まみれの加工食品を食べ、自分だけの快楽や、アルコールによって見えづらくなった世の中を、束の間の安らぎとして消化するようになります。

人との繋がりは片手に収まるデバイスによって「数字」と「文字」「映像」で表現され、自我の基盤として確立していたコミュニティはもはや「職場のみ」となり、自我の基盤が生活の基盤に置き換わってしまいます。


経済環境の悪化

その背景には経済環境の悪化も当然にあります。
バブル崩壊からの緊縮財政と金融ビックバン、規制緩和、国民資産の民営化、グローバリゼーションの急進などの要因から、30年近くのデフレ経済、現在はスタグフレーションの様相を見せ始めました。

各個人の所得は下がり、中間層のほとんどは姿を消しました。富裕層と貧困層は明確に分けられていき、個人は生活のために「会社にしがみつく」という行動が合理的になるでしょう。
それが、企業の正義を失わせ、「コンプライアンス遵守」という言葉でお茶を濁すようになったのです。
要は、「企業は利益集団なんだから法律さえ守っていれば良い」ということですね。

その意識はセブンイレブンの「弁当箱底上げ」に顕著に見られます。
量が多く見える」ようにすることは、「消費者の錯誤を生む」ことに繋がりますが、それを良しとする考え方、つまり「騙される方が悪い」という意識に大企業は既になっているということです。
もちろん、コンビニ側は「容量は弁当に表示している」という反論をするでしょう。しかし、そんなことは問題ではないのです。
消費者の誤解を招いて売上を増加させようという意識を「問題ない」としていることが問題なのです。

ですが、このセブンイレブンの担当者も仕事をしただけに過ぎません。守る生活もあるでしょうし、向上心もあるかもしれません。そうしないと不利益を被るといった事情もあるのでしょう。

しかし、株主はそんなことは知ったことではありません。
「配当を増やせ」それのみです。
株主資本主義は、末端に対する圧力を生み、個人の生活と人間性を破壊したのかもしれません。


凡庸な悪

日々の仕事に時間を奪われ、人間性を奪われ、健康を奪われれば社会の動きに関心が向かわなくても無理もありません。
その仕事のストレスはなるべく早めに解消したいと思うのが人情と言えます。

仮に知っていたとしても、「知っているだけ」で、それについて考えることもありません。
教育システムで仕上がった人間は、「知っているだけ」が勉強であり、理解だからです。

システムによって思考を奪われ、判断力を奪われ、規範や規則を盲従してしまうことによって行われる、「何もしない」という悪は、社会に蔓延する共通正義としての悪として機能するのです。

それは、検温やマスク着用を強要してくる店舗や公共施設が行う無意味且つ有害な行動でも「方針だから」という理由で末端が何の気なしに行動する「善意の暴力」に垣間見えます。

集団主義的、社会主義的な考え方は、新自由主義の自己責任論と相性が良く、それは新自由主義が共産主義として機能するためだと考えられます。また、その下部構造に資本主義が存在するのであれば、民主主義システムとは、大衆に主権があると思わせるための偽装システムであると言えるのです。

また、日本人はドイツ人と同じく「ルールを守ること」に快感を覚える民族です。だから「マスクはマナー」とか「社会のためにワクチン接種」、「医療従事者ありがとうございます」といった標語に惑わされ、無思考に、その規範を守ることで安心を得ているのでしょう。


声を上げられない、戦えない、臆病な人間が仕上がる

無思考に漠然と多数派の認識を実践しているそのような人間に、事実を伝えたところで、「安心を奪われる」だけの心理状態になるだけのことです。
認知的不協和であり、非常に嘆かわしいことですが、誰でも同じ行動原理で行動しています。

それが、「痛みを避けて快感を得ること」です。

マスクが無意味且つ有害であることを知っても外せないというのは、マスクを着用していることで「安心しているから」であり、外すことが痛みだからです。

その痛みとは、同調圧力や「自分だけマスクをしていない」という孤独感や疎外感、社会不適合者と思われるのではないかという思い込みなどです。

それを耐える勇気はないのです。

その程度の痛みに耐えられないわけですから、「戦うこと」などまずできません。怒鳴っただけで固まってしまうことでしょう。
そのような臆病な日本人に仕立て上げた、欧米の戦後から現在に渡る洗脳工作は見事と言うべきものです。

大衆が目の前にある危機を正しく評価できなくなったのは、一言で言えばこのようなシステムに惑わされ、言葉を奪われ、思考を奪われ、時間を奪われたことにあります。

大衆の自由は風前の灯火である

最近、久々に「焚書」を見ました。
内海聡医師の新刊「新型コロナワクチンの正体」ですがAmazonで売上一位なのに表示されないという事案です。

偶然のトラブルとは言い難いですね。
売上一位というのはAmazonにとっても有益なはずですし、それでも表示されないようにするというのは、それ以上に重要な目的が、「表示されない」ことに存在するということです。

なぜ、売上一位の内海医師の本だけが非表示になるのか、なぜ新型コロナワクチンの正体を大衆の目から隠す必要があるのか、なぜ新型コロナワクチンの正体を知ることが憚られるのかを考えれば、このバカ騒ぎが捏造であり茶番劇であると認めるようなものです。

いずれにせよ、このまま行けば、このようなジャンルの書籍は私の出版する電子書籍も含め消えていくことになります。

なにせ、虫を食わせられようとする時代です。

貧乏人は麦を食えから虫を食えになっています。

【SDGsの新たなカタチ】サステナブルフードとして注目を浴びる「昆虫食」が東京駅に集結した「虫グルメフェスvol.0」の模様をレポート!

例の謎ワクチンには不妊剤としての機能も充実しているようです。

16ページ「投与部位以外で放射能が認められた主な組織は、肝臓、脾臓、副腎及び卵巣であり、投与 8~48 時間後に最高値(それぞれ 26、23、18 及び 12 μg lipid eq./g)を示した。」

「LNP」とは、医療用語で「 Lipid-nanoparticle:脂質ナノ粒子」の略語です。 

言論の自由、選択の自由、私有財産など人間の尊厳に対する危機

真偽は不明ですが以下のような情報もあります。
私はうがった見方をしていますが、参考程度にはなるでしょう。

※以下リンク切れ

2021/6/24更新】新型コロナワクチン情報の厳選まとめ

自由とは自分の意志を貫くことです。

それが必要ないというのであれば、人間は檻の中で予め裏切られた自由を謳歌し、機械的に他者との繋がりを錯覚しながら、自己中心的な平和と安寧に飼い慣らされるだけですね。

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