3S政策のススメ~浅田真央選手引退報道に見る日本の病~

昨日、浅田真央選手の引退報道が流れました。

テレビもラジオなどの各メディアは浅田真央さんの引退報道一色のように見えます。

国民的スポーツ選手でもあるので、残念な気持ちはあります。

また浅田真央選手はフジテレビに最もいじめられたスポーツ選手です。

この番組は当時私もリアルタイムで見て吐き気を催したほどのものでした。

しかし、今、メディアは浅田真央選手を利用して、今ある現実に国民を気付かせないようにしていると言えるほどの活動をしているということを私は確信しています。

なぜ浅田真央選手の引退報道一色なのか?

ご存知の通り、世界情勢はピリピリモードです。

アメリカのアサド政権に対するミサイル発射、韓国は無政府状態、北朝鮮もミサイルをぶっ放し、中国は南シナ海東シナ海等で継続的に侵略行為、北朝鮮との国交も無くなりつつあるマレーシアなどの東南アジア、プーチン大統領はアメリカのミサイル発射を「侵略行為」と発言し、EUは去年のブレグジットから、グローバリゼーションに対する姿勢が強硬なものに変わっていっています。

歴史を観て考えれば、ひとつの時代が終わり、次のフェーズに入る時の「混乱」であると言えます。

歴史的には基本的に「戦争」が行われることで時代が終わりまた、始まっていきます。

そしていつも先陣を切るのが「イギリス」なのです。

金本位制の始まりと終わり、新自由主義の始まり、関連して

グローバリゼーションの始まり、そしてブレグジット。

何やら、イギリスが世界の方向を決めているかのような感じです。

実際そうだと言う論者もいるのでそうかもしれませんが、日本としてはどうするのかという視点が欠けたのが大東亜戦争後なのでしょう。

とまあこのように世界が荒れ狂っているような、少なくとも「平時」ではない状況であれば

スポーツ選手の引退報道一色」という、我が国の異常な現実を理解しやすいかと思います。

政治レベルでも「森友学園問題」、「豊洲市場問題」、ギリギリ「北朝鮮のミサイル発射問題」でアメリカは武力攻撃するのか?といった隷属国家の証明とも言える報道を繰り返している程度です。

何故我が国はこんなことになってしまうのか?

それが、「3S政策」の賜物なのです。

以前の記事でも書きましたが、3S政策とは、「スポーツ、スクリーン、セックス」の略で、GHQが日本人に施した、占領政策であり、洗脳工作です。

詳しいことは以下の記事で書きましたのでご参考までにどうぞ。

洗脳はエンターテイメントの顔を持つ

つまり、戦後日本人は、スポーツや性、映像に関心の大半が向かうように”プログラム”されたということです。

性に関する政策

江戸時代の浮世絵や、性に関する資料や記録を見ると、元々、日本人はスケベであることも理解できます。

作品のクオリティが凄すぎますし、今日のAV業界の問題も色々あるようですが、海外と比較すると、パッケージにおけるマーケティングもさることながら、作品作りに対しての意識は外国と比較にならないと言われるレベルです。

話が変な方向に行っていますが、だからこそ「秘事」である意識は強かったのだろうと思います。

いわゆる従軍慰安婦問題で表に出てきた日本人慰安婦の方をご存知でしょうか?

まず知らないはずです。

何故なら、彼女たちにしてみれば「」であるからです。

元々、我が国はそのように考える国だったのです。

その「」を3S政策によって壊され、「人間の本能」と言うべきか「人間の獣としての部分」と言うべきかはわかりませんが、それを「開放」させたのです。

開放と言えば、聞こえは良いかもしれませんが、言い方を変えれば「古来から続く日本の美徳」を壊されたと言うことに他なりません。

つまり、「日本人の性的堕落」を画策されたことになります。

古事記に性の描写があるように何故か日本というのは、性に対して特別な意識を持っているように感じます。

「特別なもの」

それを壊すこと、あるいは奪うことは敵としてはある意味当然かもしれません。

日本人に取って一番大事とされたのが当時は「皇室」だったのです。

今でも日本人として一番大事であると反論があるでしょうが、そういった方が「殿下」、「薨去」、「崩御」、「お出まし」などの言葉を使っていないですし、御無礼にも様呼びをしてみたりしているわけですから、本当に大事に思っているのかどうかは正直疑問なところです。

今では、そこら辺にいるカップルが手を繋いだりしていることはよく目にしますが、それすら当時は、「恥ずかしい」ことでした。

そこでGHQは、佐々木康という映画監督を呼び付け、

はたちの青春」(昭和21年公開)という映画にキスシーンを入れるよう命令して、日本人の性に対する感覚を米国的(獣的?)に解放しようと画策したのです。

今ではキスシーンなど珍しくもありませんが、当時は話題沸騰となり騒然となっていたようです。

スクリーン(テレビや映画)

スパイであった正力松太郎が、GHQから日本テレビを作るように命令され、莫大な資金を背景に、駅という駅にテレビを設置し、チャンネルは「4」から変えられないように設定しました。

そして日本テレビは「富士山と日の丸のガウンを羽織って入場」する「力道山」に白人レスラーをやっつけさせる事で、日本人をテレビの前に釘付けにさせたのです。

戦後の日本人の心中は、穏やかではありません。

米国との戦争に敗れた苦しみや、国旗掲揚を禁止され、手紙や電話も検閲されるという不自由さから、相当な不満や劣等感が鬱屈していたはずです。

白人に対する強い劣等感は、卑怯な悪役の白人レスラーに怒りの頂点に達した〈日本人〉力道山が在日朝鮮人である事を隠した上で、力道山が空手チョップを炸裂させると、日本人の心を大きく晴らさせたのです。

そして各家庭にテレビが置かれるようになり、米国の思惑、期待通り、日本人は『3S』ばかりに関心を向けるようになりました。

結果、「天下国家や政治・外交」に関する関心は薄れていったのです。

今でも、アイドルやスポーツの人気は衰えていません。

このように洗脳は快感を利用し、楽しいと感じさせるからこそ、エンターテイメントとなるのです。

ポケモンGOなんかは典型ですね。

ロシアや中国では禁止されたのにもかかわらず、我が国ではスマホ片手に社会問題まで作り上げる始末でした。

ロシアや中国で禁止された理由は、ポケモンGOを制作した会社がCIAの出資による疑いが浮上したからです。

そりゃ禁止にするわって話です。

レアなポケモンを出る場所にもし爆弾があったら…と考えなかったのか非常に不思議でした。

因みにうちの嫁は、私にポケモンGOアプリを削除されました。

そもそもスマホを見ながら道を歩くという行為も危険ですし、みっともないと私は個人的に思うので、削除してやりました。

なかなか消そうとしないので、ある方法を使ってこっそり消してやったのです。

きっと我が家は面倒くさい家であることでしょう。

衆議院総選挙より、AKB総選挙の方が注目度が高い理由は洗脳がエンターテイメントにあるということの証左です。

注目度が衆議院総選挙の方が低いというのは私の私見ですが、あんなものに現を抜かして没頭できるというのは、3S政策が一役買っていることに間違いありません。

またアイドルは性の対象にもなるので、「スクリーン」と「セックス」を合わせた方法となります。

一方女性を対象にしているとすれば恋愛ドラマは女性が見るテレビでは群を抜いているでしょう。

若い女性達が恋愛に全力を向けることで、男もそういった女性に合わせるようになり、女性達の社会に対する鋭い視点は、男に対する鋭い視点に変わっていきました。

音楽にしても、「売れ線」とされるジャンルはラブソングです。

私の人生で政治に興味のある女性は本当にいませんでした。

政治の話に持っていこうとしても「真面目だね」の一言で片付けられることが多くありました。

そりゃそうです。

政治の話をしても、自分の得にならないし、目に見えるような利益はないと感じるでしょうし。

政治の話をする暇があるなら、素敵な恋愛をして、バリバリ仕事してとなることは必然です。

ウーマン・リブの精神も広まりました。

ウーマン・リブにもプロパガンダ手法が使われていたので、何かしらの目的はあるのでしょう。

私は、女性が政治に興味を持てば、男は勝手に政治の勉強をするだろうと思っています。

男は基本的に女好きですから、女性に「政治のことも考えてないの?ダッサ」と言われれば、それはそれは傷つくでしょう。

男の方が、モテるためには政治を勉強しなきゃと考えてくれれば、知ろうとする過程で、あまりの我が国のおかしさに気付き、いつの間にか本気で勉強をするようになると思っています。

「なぜあなたが、政治の話をつまらないと感じるのか知っていますか?」

と聞くと意外と食いついてきますので是非試してみてください。

スポーツ

スポーツで言えば、毎日放送された巨人戦のプロ野球。

父親が枝豆とビールを片手にプロ野球を見るという構図は、戦後の象徴的なイメージです。

高校野球もそうですね。

野球の世界大会が「侍ジャパン」と言われるとかほとんどギャグですが、侍の精神である「武士道」は単なるスポーツマンシップに成り下がったのです。

では、なぜスポーツに意識を向けさせたのか?

それは政治運動は体力も消費しますし、また一定のストレス発散になるからです。

その体力と気力を「スポーツ」に向かわせ、ストレス発散し体力も消耗することで、社会がどれだけ腐っていようが、気にならなくなるのです。

何をするにも体が資本ですから、体力をどこに使うかはその人次第です。

その選択が「政治」に向かわないようプログラムされたということです。

こうやって考えると、人間はコンピュータのようだと感じます。

時々、自分の「」からアメリカの施したプログラムを消したり、書き換える人間が出てきてしまうのでしょう。

まとめ

私自身、スポーツもしますし、映画もそれなりには観ますし、健康な成人男性です。

最近観た映画は「スノーデン」でした。

まったく興味はありませんが、別にアイドルを否定するわけではありません。

恋愛に現を抜かすこともあると思いますし、好きなことができるというのは大変素晴らしいことではあります。

しかし、やりたいことができずに、国に命を捧げ、自分を賭してまで、私達にとっての「」を残した先人たちのことも考えていただきたいだけです。

この浅田真央選手の引退報道は3S政策が根本的にあるということを知ってもらえればと思います。

と言うより3S政策そのものと言ってもいいかもしれません。

こういう時ほど、”誰か”が、国民に絶対に知られたくない情報が隠されているものです。

私は浅田真央選手も素晴らしい選手だと思っています。

ただ浅田真央さんの顔を見るとどうしても安倍晋三総理の顔を思い出してしまうので、浅田真央選手には何か申し訳ない気持ちでいっぱいです。

浅田さんからしてみれば完全にとばっちりですね。

失礼いたしました。

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