一昨日、福岡県で29歳の会社員が銀行から引き出した、3.8億円を3人組の男に強奪されるという事件がありました。
http://www.asahi.com/articles/ASK4N4HC4K4NTIPE017.html
その事件の同日に韓国人の男が福岡空港で逮捕されたそうです。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170420-00000092-nnn-soci
事件との関わりは調査中とのことですが、結果として、この報道で視聴者が得た印象は、
「韓国人に対する憎悪」や「韓国人に対するネガティブなイメージ」
ではないでしょうか。
「4億円近い現金を強盗され、次の日にはそれっぽい韓国人が逮捕される」
これが一般的なイメージとなるはずです。
しかし、この事件は非常に不可解な事件です。
まず、東京都足立区の29歳の会社員が、福岡に出張し現金3.8億円を引き出したという点。
29歳の経営者ならまだわかりますが、会社員に4億円近い現金をひとりで、それも警備員等のガードも付けずに、銀行に向かわせる経営者などいるでしょうか?
私の経験ではあり得ません。
また、翌日には韓国籍の男4人が現金7億円を持ち出そうとして福岡空港で逮捕されています。
因みに強盗で奪って得たお金というのはいわゆる「黒い金」です。
つまり、マネーロンダリングをしなくては、使えないお金となります。
それを知らない、それも金額から見て組織的に行っている強盗などあり得ません。
強盗の場合であれば、タックス・ヘイブンに持ち出すということは考えられませんので、普通は日本国内でマネーロンダリングをすることになります。
この場合のマネーロンダリング手法は、大抵「宗教法人」が使われることが多いように見受けられます。
例えば、息の掛かった宗教法人に、寄付をし、その宗教法人が不動産を購入、その不動産を売却といった流れです。
結構古い手法ですが、宗教法人の税制が現在のままであれば使われ続ける手法でしょう。
以下の図が簡単に示した図です。
現状、逮捕された韓国籍の男とこの強盗の関連はなさそうな報道もありますが、問題は
「メディアが大きく報道する時は必ず目的がある」
ということです。
非常に不可解な事件ですし、自作自演の可能性もあると思いますが、メディアは報道するものを
「選べる」のですから、これまでのメディアの歴史を考えれば他に目的があると考える方が自然であると私は思います。
この報道の結果は「日本人の嫌韓感情を煽った」ということです。
あるいはそれが目的ではなく、何かの事実が目立たないようにするための”副作用”でしょう。
日本人の嫌韓感情を煽る意味
そもそも李明博元大統領が竹島に上陸したり、天皇陛下に謝罪要求をしてみたりしたことから、日本人の嫌韓は表面化したように私は思います。
また、そこから在特会等の活躍もありヘイトスピーチ防止法案という法案も可決しました。
誰かに利用されたのか、あるいはこの結果を望んでいたのか知りませんが、こんな経緯で日本人の嫌韓感情は高まっていきました。
その上、現状の半島情勢は緊迫していることを考えると、なぜ嫌韓を煽ったのかと考えたくなります。
メディアは韓国にとって有益な報道をしますし、通名で報道したり、報道しなかったり、基本的に韓国人の犯罪は大きく報道しないことがデフォルトだったように思えます。
しかし、今回やたらと大々的に韓国籍の男らが逮捕されたと報道したし、”強盗と逮捕”が関連していると思えるような印象を与えたので、やはり何か別の目的があると考えたほうが良さそうです。
私には現在の状況で日本人の嫌韓感情を煽っても不利益しかないと一度考えました。
なぜなら、北朝鮮と米国や韓国、我が国が武力衝突した場合、韓国に住む韓国人が難民として、我が国に流れてくることが考えられるからです。
そうなった時に、日本人の嫌韓感情が高いというのは都合が悪いと思うからです。
しかし、やはりこのように考えることが現実的だと考えました。
「日本人の嫌韓を煽れば他の大きな事件は視聴者の印象に残らない」
ある意味ではメディアらしいと言うか、いつも通りというか、韓国人のイメージを犠牲にしてでも目立たせたくない事件があったのだと考えたほうが自然のような気がします。
仮にそうだった場合、他の大きな事件とは何でしょうか?
強盗報道前後の大きな事件
当日あった報道で目立ってないけど大きなニュースと言えそうなのは私が思うに以下のニュースです。
富士フィルムHDが決算発表を延期 海外で不適切会計
朝日新聞デジタルのニュースで統一しました。
戦後メディアの代表である朝日新聞は慰安婦の件でも全く反省などしていませんので、このような見方をする場合は、非常にわかりやすいからです。
これらの一部、あるいは全部を目立たせないようにしているのではないかと私は感じました。
特に、日本郵政は株主が財務省や財務大臣という税金が資本の企業ですから、このニュースはもっと大々的に報道すべき件です。
また富士フィルムの不適切会計ですが、要は粉飾決算です。
警官の賭博は福岡県警の事件も、時系列を見ると韓国籍の男らが逮捕された”後”に報道されているので、この事件を目立たせないようにするメリットはメディア(記者クラブ)にも警察にもあります。
あくまでこれらは私の推測です。
ですが、どんなにトンデモとか的外れと人に思われても
”可能性を考えること”
は、このブログの本来のテーマです。
あなたの考えのヒントになれば幸いです。